2018年9月16日日曜日

3つの小惑星が地球と月に接近


3つの小惑星が、発見前に地球と月のそばを通過していたことがわかりました。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2018 RT5
アポロ群
18~39  (月)9月12日 03:08
(地球)9月12日 12:58
1.53
1.64
2018 RY5
アポロ群
14~31  (月)9月12日 22:36
(地球)9月13日 02:12
1.07
0.47
2018 RZ5
アポロ群
3~7  (月)9月13日 00:39
(地球)9月13日 05:08
0.52
0.13
(1LD=地球から月までの平均距離) 

直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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