3つの小惑星が、発見前に地球と月のそばを通過していたことがわかりました。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2018 RT5 アポロ群 | 18~39 | (月)9月12日 03:08 (地球)9月12日 12:58 |
1.53 1.64 |
2018 RY5 アポロ群 | 14~31 | (月)9月12日 22:36 (地球)9月13日 02:12 |
1.07 0.47 |
2018 RZ5 アポロ群 | 3~7 | (月)9月13日 00:39 (地球)9月13日 05:08 |
0.52 0.13 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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