2018年6月20日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-186)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が一般に公開している更新情報は、3月20付を最後に途絶えています。今日でちょうど3ヶ月になりますが、今のところ更新はありません。一方、「地震前兆検知公開実験」(有料)の参加者には頻繁に更新情報が配信されているようです。

6月18日朝に発生した「大阪北部の地震」について、串田氏は前兆を捉えていたようです。規模の推定は正しかったものの、前兆の解釈を誤っていたために発生時期はもう少し後と予測していたようです。震央の位置は、前兆が現れた観測装置が1台しかなかったために大ざっぱな推定でしたが、いちおう推定領域の中に入っていたようです。

以下は伝聞情報をまとめたものです。私の記憶に頼って書いていますので、各文末には「~ようだ」、「~らしい」、「~そうだ」などがついていると思ってお読みください:
  • 高知観測点の観測装置にBF前兆(典型的な地震前兆波形で、基線がうねるように変動する)が複数回出現
  • 5月末と6月初めに極大となった
  • 2つの極大について、主極大・副極大型の前兆と解釈して経験則を適用、発生時期を推定 → 6月末ごろの地震発生を予測
  • 予測よりも早く6月18日に予測規模の地震が発生したために、再検討
  • 5月末の極大が単独の極大であると解釈して経験則を適用すると、発生時期の推定が6月18日の地震に合致する
  • 6月初めの極大に対応する地震はまだ発生していない (串田氏は規模や発生時期を予測しています)

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