2014年1月31日金曜日

火星探査車の写した〝UFO〟


火星探査車キュリオシティの撮影した写真に〝UFO〟が写っているのではないかと話題になっています。問題の写真は、キュリオシティに搭載されている多数のカメラ(説明図)のうち、Front Hazcam という前方監視カメラが写したものです。Hazcam は障害物までの距離を判断することができるように左右一対で前方の撮影を行います。

左側カメラの写真で、右上方の空に白い彗星上の何かが写っています。右側のカメラの写真では、観測装置の影になっているためか何も写っていません。撮影時刻は左右とも日本時間で1月6日午前8時26分37秒です:

Hazcam は車体の低い位置に取り付けられているためレンズに埃がつきやすいのですが、白い彗星上の何かは埃とは違うように思われます。この件について NASA は今のところ何も語っていません。

当日撮影された Front Hazcam の画像は以下のページから閲覧できます:

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