- 「ヘビが原因」停電多発 ―― 岩手県 (2008年 12月 1日付)
このブログが扱うのは、主として宇宙や地球の現象、つまり高等学校の地学がカバーする分野です。多くの書店で、地学関係の書籍は売れないということで片隅に追いやられるか、ほとんど取り扱われない状態になっています。
昨日買い求めた本には次のような記述があります(著者は京都大学教授で火山学者です):
日本は先進国の中では随一の地震国・火山国です。それにもかかわらず高校で「地学」の教科を履修した学生は一割以下しかいません。そのため大学生の大半は、自然災害に関する知識が中学生レベルというのが現状です。そのような状況で、このブログに興味を示してくださる方々が事前の想定以上に多かったことは、大いに私の励みとなっています。
近い将来に南海地震、首都直下型地震、富士山噴火などを控えている日本にとって、あまりにも無防備で危険きわまりない、と言わざるを得ません。
『京大・鎌田流 知的生産な生き方』(鎌田浩毅、東洋経済新報社)から引用
今後とも、ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。