2017年12月21日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-180)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 12月21日16:00 付けで更新情報を出しています ―― 前兆が終息せず継続中 → 地震発生は1月中旬以降の可能性:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期前兆が完全に終息するまで確定できない。
2018年1月10日以前の可能性は否定。
推定時刻 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間
推定震央領域 岐阜県愛知県長野県西部、静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度、火山に近い領域の可能性がある。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地殻内地震
 

▼ 現状
  • 12月21日夕方の時点で前兆が終息せず継続中。

▼ 考察
  • 前回の更新情報では、地震発生時期として12月28日± と1月12日± を指摘。12月23日± の可能性も低下しているが残っているとしていた(12月18日± に前兆終息の場合)。

  • 12月21日夕刻現在、前兆が継続している → 12月23日± の可能性は完全に否定。12月28日± の可能性も考えにくくなった。

  • 前兆の出現状況から次に考えられる可能性は1月16日±。

  • 火山近傍地震前兆が12月11日、12日、16日、18日、19日に出現。特に11日と12日は顕著。火山近傍地震前兆は2016年の熊本地震前にも観測されたが、今回はそれよりも顕著。火山に近い領域で発生する震源が極めて浅い地震の前兆で、No.1778前兆と関連していると認識。

  • 上記の火山近傍地震前兆は、No.1778前兆が出現していたもののすでに静穏化していた観測装置(八ヶ岳 CH26)に12月11日以降出現(10日以降?)。No.1778前兆の新たな極大が12月11日に出現したと解釈することも可能。

  • 1月16日± が地震発生時期となるか否かは今後の前兆出現状況で判明するので、観測を続け報告する。次回の更新情報は1月上旬となる予定。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

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