角田史雄・埼玉大学名誉教授の熱移送説によると、「来年1月にも伊豆半島で大規模な直下型地震が起きる可能性が高い」とのこと。記事を書いている「経産官僚」の藤和彦氏は、熱移送説に相当傾倒しているようで、過去にも何度か同説についての紹介記事を投稿しています。
「南太平洋で表層に出た熱は、そこから西側に移動し、インドネシア付近で3つのルートに分かれて北上する。(中略)フィリピンからマリアナ諸島へ向かい伊豆諸島を経由して伊豆方面と東北地方沿岸へ流れる(MJルート)である」、「MJルートには約40年間隔で大規模な熱エネルギーが移送されており、4年前に起こった西之島の大規模噴火はその一環」、「MJルート上にある伊豆・相模地域で、近々大規模な直下型地震が発生する」:
『日経ビジネス』にかつて掲載された熱移送説の記事。角田史雄氏の写真や略歴も載っています:
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