5月24日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-45)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が6月21日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.088-089 (PDF形式)
前回の更新では、6月13日前後に前兆が終息し、7月31日±1日に地震発生と予測されていましたが、今回の更新情報をまとめると以下のようです:
- 前兆は完全終息には至っていない。2つの観測装置に非常に弱いながらも特異状態が継続している (前回の更新情報では、3つの観測装置に前兆が残存していました)。
- 予測された時期に前兆が完全終息しなかったのは、別形態の前兆群が高知観測点、秋田観測点、および八ヶ岳に出現したことと関連。
- 過去の事例でも、大型地震の長期継続前兆の終盤時期に「規模が小さい形態で、あたかも別地震の様な形態で同一地震を示す別形態前兆が出現した経緯」がある。
- これ以上別形態前兆が出現しなければ、7月20日ごろに前兆が終息すると計算。
- 現時点で、7月末が地震発生時期という予測を否定する前兆変化はない。
- 地震発生が推定される領域は、これまで、琵琶湖を含む西側領域が可能性が高いとしていたが、現時点では琵琶湖を含む東側領域の方が考えやすい(上記PDF資料の2ページ目右下の地図参照)。
現時点での予測は以下のとおりです:
推定発生日時 | 7月31日±2日 (7月31日または8月1日の可能性が高い) |
推定発生時刻 | 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間 |
推定震央 | 琵琶湖を含む東側領域 (上記PDF資料の2ページ目右下の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 (陸域の浅い震源) |
7月は満月が2回あるのですが、7月31日は2回目の満月の日です。
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