2014年7月14日月曜日

双頭のハスが開花 ― 奈良県奈良市


7月7日、奈良県奈良市にある喜光寺地図)で、突然変異によって1本の茎に花が2つ着いた「双頭蓮」が開花しました。「双頭蓮は古くから良いことが起こる前触れの瑞兆とされ」ています:

『日本書紀』には、舒明天皇7年(西暦635年)7月の出来事として「是月、瑞蓮生於劒池、一莖二花」(このつき、あやしきはちす、つるぎのいけにおひたり。ひともとにふたつのはなあり)という記述があります(読み下しは岩波書店の日本古典文学大系『日本書紀 下』より)。

双頭蓮は6月末に京都府宇治市の三室戸寺でも見つかっています。今回の喜光寺からは北に約22kmの場所です:

蛇足ですが、上記報道記事のタイトル「瑞兆呼ぶ双頭蓮…」は日本語として変です。双頭蓮自体が瑞兆なのですから。


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