2014年7月13日日曜日

草津白根山に火口周辺警報、噴火警戒レベル上昇 (続報-5)


7月4日付「草津白根山に火口周辺警報、噴火警戒レベル上昇 (続報-4)」の続報です。

草津白根山(地図)では、依然として火山性地震の多い状態が続いています。以下は、気象庁が7月11日に発表した「平成26年 No.28 週間火山概況 (平成26年7月4日~7月10日)」からの引用です(先週とほぼ同じ内容です):
火山活動の活発化を示すデータが引き続き観測されています。
GNSS観測によると湯釜付近の膨張を示す変動がみられています。また、火山性地震は多い状態で経過しました。
火山性微動は観測されていません。
(中略)
湯釜火口から概ね1㎞の範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

夏休みが近づくにつれて、地元自治体や観光業界から「噴火警戒レベルを早く引き下げろ」との圧力が強まるのではないでしょうか。地元選出の国会議員が暗躍することもあるそうです。


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