2011年9月22日木曜日

大型衛星落下「注意報」 (続報-3)


以下は、フランスの天体写真家が撮影した UARS の動画です。映像中の UARS はぼやけていますが、全体の形や太陽電池パネルの存在などがわかります。ゆっくりと回転し、ときおり太陽光を強く反射して輝きます:

この映像は、フランス北部で9月15日に撮影されたものです。使用機材は、口径14インチ(約36cm)のシュミット・カセグレン式望遠鏡(焦点距離8500mm)。撮影時の UARS の高度は250km、望遠鏡からの距離は316km。映像中の動きは実際の2倍の速さになっています。

UARS が回転しているのは、数年前に宇宙ゴミ(スペース・デブリ)と衝突したためだそうです。


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