7月22日、福岡空港に落雷があり、滑走路に穴が開きました。穴は約40cm四方で深さは約10cm。1時間あまりで修復されたようです:
今回の落雷の跡は短時間で消されてしまいましたが、非常に長い間、残る痕跡もあります。
以下のツイートには、太古に地面に落ちた雷が残した痕跡の写真が載っています。落雷によって生じた高温で変化した岩石、fulgurite(閃電岩)が現在まで残ったものです。いずれもイギリスの Arran Geopark (地図)で撮影されたものです。1番目のツイートには次のように書かれています ―― Corrie の海岸にあるこの「化石化した閃電岩」は、約2億7000万年前のペルム紀(二畳紀)に砂漠に落ちた雷の痕跡です。(落雷によって生じた)高温によって砂がガラス化し、今日まで残る構造を作り出しました:
- Arran Geopark@arrangeopark
- Jules Howard@juleslhoward
- Gavin Kenny@GavinGKenny
- Cheryl Haidon@LilyLouHart
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