7月28日(土曜日)、月食で赤みを帯びた月に、大接近(7月31日)を間近に控えて明るく輝く火星が近づきます(火星は満月の左下方向):
- 02時13分 半影月食開始
- 03時24分 部分月食開始
- 04時30分 皆既月食開始
- 04時47分 月の入り(東京)
- 05時20分 満月
- 05時22分 皆既月食のピーク
- 05時31分 月の入り (福岡)
- 05時57分 月の入り (那覇)
- 07時05分 月が火星の北6°43′に(見かけ上)接近
- 22時17分 火星が衝
東京では、部分月食の始まりや皆既月食の始まりの時には、月の高度がかなり低くなっているので、建物の陰などになって見られないかも知れません。皆既月食のピーク時には月はすでに西の水平線に沈んでしまっています。西に行くほど月が沈む時刻が遅くなるので、九州や沖縄の方が観測条件が多少良くなります。
今回の月食は月が前日に遠地点を通過しているので、2018年では最も小さく見える満月が地球の陰に入ることになります。
7月28日の月食については詳しくは以下を参照してください:
- 2018年最小の満月・皆既月食(2018年7月) (国立天文台)
7月31日の火星大接近については以下を参照してください:
- 火星が地球に最接近(2018年7月) (国立天文台)
火星は、7月28日を待たなくても、空が暗くなってから南東から南にかけての空を見れば、赤色(ピンク色)で明るく輝いているので容易に見つけられます。