7月8日午後5時40分(現地時間)、西オーストラリア州ゴールドフィールズ地区のノーズマン(地図)近郊で M5.5 の地震が発生しました。震源の深さは16km。この規模の地震がオーストラリアで発生したのは28年ぶり、あるいはニューカッスル(地図)で1989年に発生し死者13人を出したM5.6の地震(ニューカッスル地震)以来だと報じている記事もあります。揺れはオーストラリア西海岸でインド洋に面した都市パースでも感じられたとのことです:
- Earthquake Details (Geoscience Australia の発表)
- Largest earthquake in 28 years hits Norseman (地図、地震波形あり)
- Residents in WA brace for aftershocks after the state is hit with its biggest earthquake in almost 30 years - and experts predict it is far from over (地図、地震波形、写真あり)
ノーズマン近郊ではこのところ地震が多発していて、5月には M5.2 の地震が発生しています。今回の地震では余震も20回以上起きています。
よくわからない関連報道を一つ。5月にM5.2を含む5つの地震がわずか7時間の間に発生した後、震源地周辺ではミニ・ゴールドラッシュが起きているそうです。地震で一儲けしようとする採掘業者が震源の正確な座標を確認したりしているとのこと。業者の一人は「金鉱が見つかる強い可能性があると思う」と語っています:
地震が金鉱と結びつく理由がわかりませんが、Good luck !
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