2016年7月7日木曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-105)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が7月5日18:00付で更新情報を出しています。前兆は依然として継続中:

更新情報のまとめです ――
  • 前兆は継続中(7月5日夕刻現在)

    • CH17(八ヶ岳): 微弱な特異状態。
    • CH20(八ヶ岳): 微弱な特異状態。
    • CH21(八ヶ岳): 7月4日に3時間ほど正常基線を記録したが、再び特異状態が出現、継続中。
    • K8(高知): 微弱なPBF(連続・周期的な基線のうねり変動)、あるいはBF(基線のうねり変動)が継続。

  • CH21で特異状態が続いていることから、7月12日以前の地震発生は否定。

  • 現在は第17ステージ。このステージの初現は、前ステージの前兆と重なっていて判別できない。極大は6月15.5日。

  • あらためて今年春以降の前兆出現状況を見直し

    • 高知や秋田の観測装置に顕著な変動が現れた5月9.5日を主極大、その後のピークである5月27.5日を副極大と見なして、経験則 [主極大~地震発生]:[主極大~副極大]=4:1 を適用すると 7月20日を得る。(平均は 3.7:1 だが、副極大が鋭いピークであるため 4:1 を使用)

    • CH26(八ヶ岳)のPBF(連続・周期的な基線のうねり変動)について、最初に微弱な変動が短時間現れた5月28日を初現、上記6月15.5日を極大として経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用するとやはり 7月20日± を得る。

  • 7月20日±が地震発生日だとすると、7月11日±まで前兆が継続する可能性がある。

推定時期 7月20日±2日が考えやすい。
ただし、7月11日±までに前兆が終息することが条件。
(実際の前兆終息を観測して修正する可能性あり。新たな極大が出現した場合は適時再検討。)
推定時刻 午前9時±1時間(または午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の地図参照
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震
(火山帯近傍地震前兆からはM6.7±0.5)


以下の資料の4ページ目後半に、BFやPBFなどの前兆波形のパターンが図入りで解説されています。7ページ目後半から8ページ目前半には、地震発生日の推定に使う経験則の公式がやはり図入りで解説されています:


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