「ごきチャ」の完結編(第5巻)がまもなく発売されるというので、〝G〟に関する検索をしていたときに偶然見つけたのが以下。1977年4月の新聞記事です:
- Roaches Predict Earthquake (ゴキブリが地震を予知する)
以下は記事のテキトー訳です:
あなたのキッチンの戸棚のあたりを走り回っているゴキブリを叩きつぶしてはいけない。アメリカ地質調査所(USGS)の研究者が、ゴキブリは地震を予知するのに役立つと語っている。ルース・サイモン博士は、カリフォルニア州の地震活動が活発な3つの地域にゴキブリの観察装置を設置した。ゴキブリには活発に活動するときと、おとなしくしているときがあるということを彼女は見いだした。「最小震度の地震の前でさえ、活動の顕著な増加がありました」と彼女は語る。まだ、ゴキブリの行動にもとづく地震予知を始めたわけではないが、彼女によると、検討を進めるにしたがって地震とゴキブリの行動の関係は、よりはっきりしてきているということだ。
その後、この研究はどうなったのでしょうか。
私は漫画やアニメにはほとんど興味がないのですが、例外が「ごきチャ」と「ミニイカ娘」。どんなに柔和な平和主義者でも〝G〟を見かけると瞬間的に殺意が沸騰するものですが、「ごきチャ」を知ってからというもの、私は〝G〟を見ても新聞紙を丸めて叩いたり殺虫剤を吹きかけたりすることはもはやできない、と思っています。幸いなことに、ここ10年以上、我が家に〝G〟は出没していませんが(気づいていないだけ?)。
完結編の内容はまだ知りません。第1巻からの流れで第5巻では「ごきチャ」は北海道の冬に遭遇することになると思うのですが、悲しい結末にだけはならないように願っています。
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