雌阿寒岳(地図)では、7月13日午後3時ごろから「ポンマチネシリ火口付近のやや深いところを震源とする地震が増加しています」、「ポンマチネシリ96-1火口南側で実施している全磁力連続観測によると、全磁力は(中略)2015年3月中旬以降は減少傾向を示しています。このことから、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下では、2015年3月中旬以降熱活動が活発化している可能性があります」:
- 雌阿寒岳の火山活動解説資料 (平成27年7月14日16時30分) (PDF形式)
雌阿寒岳で見られる全磁力の減少傾向については、上記文書の図5に加えて、以下の記事も参照してください:
- 雌阿寒岳で地震増加、火口地下の温度上昇か (15年4月16日)
- 阿寒湖近傍で震度5弱、雌阿寒岳は大丈夫か (15年6月4日)
雌阿寒岳では3月9日に続いて、7月初旬にも火山性微動が観測されています。
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