カリマンタン島(ボルネオ島)北部のマレーシア領サバ州で6月5日に発生したM6.0の地震(USGS資料)では、震央近くのキナバル山(地図)で多数の崩落が発生し、日本人1人を含む18人の登山者が犠牲になりました。この地震の余震が続く中、6月11日にキナバル山付近の上空に「青い光」が現れ、多くの人たちによって目撃・撮影されました:
- Villagers fear earthquake gods still angry after 'blue lights' appear over Mount Kinabalu (写真3葉あり)
- Striking blue ‘rainbow’ seen in skies over Mt Kinabalu (写真4葉あり)
- Blue lights over Kinabalu not from man above (写真1葉あり)
- キナバル山付近上空に怪しい青い光。「再び大地震か」と地元住民(マレーシア) (写真1葉あり)
マレーシアの〝The Star Online〟の記事には、地質学者による次のような説明が記載されています ―― 地震活動の前や後、あるいは地震発生中に、ある種の岩石の内部で高い圧力によって酸素の電離が起きることが関与している。
よくわからない説明ですが、私は、雲の背後にある太陽が雲の影を上空に作っているだけではないか、と思っています。
キナバル山のあるサバ州の州都コタキナバル(地図)周辺では、ここ数年、航空管制官が空に異常な現象が現れるのがたびたび目撃しているとのこと。以下は、昨年9月2日に現れた移動する「光の柱」についての記事です:
- Mystery lights over Kota Kinabalu (写真1葉あり)
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