八ヶ岳南麓天文台の串田氏が7月29日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.092 (PDF形式)
前兆は完全終息に至っていませんが、現時点での予測は前回の更新情報と大きな差はありません (「※初めて経験する特殊ケースで前例無い為、難しい」、「※8月3日迄に発生なく前兆継続の場合は発生日再考」):
推定発生日 | 7月31日~8月1日 (最大誤差: 7月30日~8月3日) |
推定発生時刻 | 午前9時±2時間 または 午後6時±2時間 |
推定震央 | 琵琶湖を含む領域(滋賀、福井、三重、京都東部、奈良北部、石川南部、岐阜西部、愛知西部)、または東北地方南部(福島県南部から新潟県にかけての領域) (上記PDF資料の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 (M7.5~M7.9が考えやすい) 陸域で震源の深さ30km以浅 |
まとめです:
- 八ヶ岳で、7月10日と18~19日に2つの観測装置に出現した「直接波近似変動」と、それに同期するように3つの観測装置に現れた特異状態。後者のうち、1つは終息したが、2つは弱い特異状態が継続している。
- 八ヶ岳では、上記2つの直接波近似変動と2つの弱い特異状態のみで、他に顕著な前兆なし。秋田観測点と高知観測点には前兆出現なし。
- すべてが8月1日±2日の時期を示していることから、前兆が完全終息しなくとも予測どおりの地震発生となる可能性を否定できない。
- 8月1日±2日に現行前兆が極大となる、あるいは新たな前兆群が出現して第8ステージへ移行し、地震発生が先送りとなる可能性も残っている。
- 前例のない前兆出現パターンのため、予測が難しい。8月3日段階で地震発生がなく、前兆が継続、あるいは顕著化した場合には、第8ステージに移行したものと考えられるので、地震発生時期を再考せざるを得ない。
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