5月6日のスーパームーンについて、NASAが動画を公開しています。英語が苦にならない方はどうぞ:
時差の関係で、アメリカでは月の近地点通過と満月が5月5日(土)の夜になりますが、日本では6日(日)の昼過ぎとなります。
今回のスーパームーンは、2012年内の他の満月と比べて14%大きく、30%明るく見えるが、肉眼で見た場合にその違いはわかりにくいだろう、と上の動画は述べています。
さらに、地球への影響について次のように述べています:
A perigee full Moon brings with it extra-high “perigean tides,” but this is nothing to worry about, according to NOAA. In most places, lunar gravity at perigee pulls tide waters only a few centimeters higher than usual. Local geography can amplify the effect to about 15 centimeters.
NOAA(米国海洋大気庁)によれば、近地点で満月になると特に高い大潮になるが、心配するほどではないとのことである。近地点にある月の重力は、ほとんどの場所で潮位を通常より数センチメートル高くするだけである。地形の影響によっては、その効果が15センチメートルほど高まることがありうる。
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