2010年8月27日金曜日

天然ガス田で爆発音をともなう地震

バングラデシュ北東部・シレット管区ハビガンジ県(バングラデシュの行政区画)にあるビビヤナ天然ガス田で、8月 22日(日)夕方から深夜にかけて数回の地震があり、最初の地震は爆発音をともなっていたとのことです:

同ガス田の権益の 98% を保有するシェブロン社(資料)が発表したもので、採掘施設等に被害はなかったとのことです。

上記記事を掲載している bdnews24.com の現地記者は、少なくとも 午後 4時 23分、4時 30分、9時 30分に地震があり、最初の地震では周辺住民が爆発音を聞いたと伝えています。

バングラデシュの気象庁は、同地区で地震は記録されてないとしています。しかし、同国の地震観測網はきわめて貧弱なので、観測にかからない地震があっても不思議ではありません。

爆発音の原因は調査中です。震源が浅い場合、地震にともなって爆発音が聞こえる場合があります。

1週間前の 8月 15日にはオーストラリア北東部・クイーンズランド州のヤラマン(地図)でも爆発音をともなう地震があったと報道されています:

震源近くの住民は爆発音について、「沖で石油タンカーが爆発したかと思った」「隣家でガス・オーブンが爆発したかと思った」「自動車が家の中に突っ込んできたようだった」と表現しています。

この地震についてジオサイエンス・オーストラリアは、マグニチュード 2.6、震源の深さ 0km と発表しています:

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