上の記事に載っている地図は拡大しても見づらいので、別のソースを以下にリンクします:
専門家は、「中国大陸には確かに地殻変動による地震帯が存在するものの、指摘されている直線には科学的根拠がない」と語っています。つまり、偶然の所産ということです。
「神奇的地震直線」の中央部 3分の 1 ほどは、揚子江プレートとユーラシア・プレートの境界と並走しています。地図の投影法が違っているので精確とは言えませんが、以下のプレート図に 「神奇的地震直線」 を黒色で描き込んでみました:
このブログの 8月 13日付記事「大地震の連続発生 ― 太平洋南西部」でも、7月に起きた 9つの大地震の震央がほぼ直線状に並んでいることを紹介しました。こういうことは探せば割とあることなのかも知れません。
過去の関連記事
- 大地震の連続発生 ― 太平洋南西部 (10年8月13日)