2016年2月28日日曜日

危険な小惑星が3月に地球接近 (続報-2)


NASAは依然として小惑星〝2013 TX68〟を見失ったままのようです。

これまでは2013年9月から10月にかけての10日間に観測されたデータしかなかったのですが、それらに加えて過去に撮影された写真に偶然写り込んでいた〝2013 TX68〟の位置情報も用いて軌道を再計算した結果、地球最接近の日付が3月5日から3月8日に改められたとのことです(接近時刻や距離の詳細は「続報」を参照してください):

上掲のNASAの発表の要旨は以下のとおりです:
  • 〝2013 TX68〟は地球から約500万kmのところを通過する。

  • もっと近いところを通過する可能性もわずかながら残っているが、その場合でも地球の表面までの距離が2万4000kmを下回ることはない。

  • 今世紀および来世紀中に〝2013 TX68〟が地球に衝突することはない。


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