NASAは依然として小惑星〝2013 TX68〟を見失ったままのようです。
これまでは2013年9月から10月にかけての10日間に観測されたデータしかなかったのですが、それらに加えて過去に撮影された写真に偶然写り込んでいた〝2013 TX68〟の位置情報も用いて軌道を再計算した結果、地球最接近の日付が3月5日から3月8日に改められたとのことです(接近時刻や距離の詳細は「続報」を参照してください):
上掲のNASAの発表の要旨は以下のとおりです:
- 〝2013 TX68〟は地球から約500万kmのところを通過する。
- もっと近いところを通過する可能性もわずかながら残っているが、その場合でも地球の表面までの距離が2万4000kmを下回ることはない。
- 今世紀および来世紀中に〝2013 TX68〟が地球に衝突することはない。
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