4月27日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-44)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が更新情報を5月9日と5月19日に出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.086 (PDF形式)
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.087 (PDF形式)
No.086 の要旨は以下のとおりです:
- 2つの長期継続前兆群 No.1778 と No.2443 は同一地震の前兆であると認識。
- 最盛期には30台以上の観測装置に顕著に出現していた前兆は、現在、3台にまで減少 (4月の更新情報では4台でした)。
- 各前兆の極大時期と終息時期の経験則から導かれる地震発生時期は7月31日±1日 (4月の更新情報では 8月1日±2日 でした)。
- 現在も残っている前兆の極大は15年1月22日。これに対応する前兆終息時期は6月13日前後。残る3つの前兆がこの時期に終息すれば、現在の推定が正しいことになる。
No.087 の要旨は以下のとおりです:
- 5月3日昼に CH17 観測装置の前兆が静穏化したが、5月11日から13日にかけて短時間ながら特異状態が再出現した。一時的な出現で、その後は静穏状態が続いている。現推定時期(7月31日±1日)に影響はない。
- 推定領域は近畿圏だが、東北圏の可能性も未だ完全否定はできない。
No.086 には、参考情報として最近6ヶ月間(14年11月~15年4月)の地震前兆観測と実際の地震活動の相関が6ページにわたって記載されています。また、No.087 には、5月13日に発生した宮城県沖地震(M6.8)や箱根山の火山活動がどのように予測されていたかの記述があります。
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