2月17日午後4時39分(日本時間)、小惑星〝2015 DD1〟が地球に0.10LD*(約3万9000km)まで接近しました。
気象衛星「ひまわり」などの静止衛星の軌道は赤道上空の高度35786kmです。地球の中心からの距離は、これに地球の赤道半径6378kmを加えて42164km。つまり、〝2015 DD1〟は静止衛星よりも地球に近いところを通過したことになります。
この小惑星は最接近後の2月18日に発見されたもので、アポロ群に属し、直径は 2~5m と推定されています。
最接近時の地球との相対速度は、秒速8.2km(時速約3万km)と計算されています。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD*) |
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2015 DD1 | 2~5 | 2月17日 16:39 | 0.10 |
*: 1LD=地球から月までの平均距離
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