2017年7月30日日曜日

「第七の大陸」の証拠は見つかるか


プラトンが書き記したアトランティスやチャーチワードが唱えたムー大陸が否定され、さらには、太平洋に散在するシャツキー海台などの巨大海台はかつては一ヶ所に集まって大陸を形成していたとするパシフィカ大陸説もプレートテクトニクスによって否定された現在、第七の大陸として有望なのはジーランディア(地図)なのだそうです。7月下旬からジーランディアを掘削する計画があるそうです:

関連記事

津波が残した地名


『河北新報』のコラムから。宮城県気仙沼市の大島(地図)に残る津波にまつわる地名 ―― 境、竹の下、休石(やすみそ)、鯨、舟こぼれ。東日本大震災の津波でも、地名の由来そのままの現象が起きました:

関連記事

2017年7月29日土曜日

海に沈んだ大陸の謎


海に沈んだ大陸の謎 最新科学が解き明かす激動の地球史』(佐野貴司著、講談社ブルーバックス)に対する書評記事です:

国語の教科書でプレートテクトニクスを学んだ人たちがいることは初耳でした:
この『海に沈んだ大陸の謎』 は2017年の現在、27歳から42歳の読者に特にオススメしたい。なぜならその年代は小学五年生の国語の教科書で大竹政和による「大陸は動く」というプレートテクトニクス理論を扱った説明文を目にした可能性があるからだ(光村図書の国語教科書において2003年度版まで掲載されていた。光村図書は小中学校の国語教科書でトップシェアだそうだ)。そこで大陸がプレートの動きによって動いていることを、“国語”の授業で学んでいるので本書の内容がとっつきやすく思えるだろう。

書籍の説明には「じつは、現代の地球科学では海底に大陸があってもおかしくない、と考えられています。実際に、地球科学者たちは調査船に乗り『海に沈んだ大陸』を探しています。本書の著者もその1人」とあります。アトランティスやムー大陸云々がプレートテクトニクスと相容れずオカルトとみなされることが多い昨今、意外に思う方がおられるかも知れません。


関連記事

富士山の側火山


以下の記事には富士山を題材にした風景写真が多数掲載されていますが、冒頭の写真に目がとまりました。富士山のほぼ真北にある新道峠(地図)から撮影されたものですが、富士山の西側斜面(写真に向かって右)にはコブのような盛り上がりが多数見られるのに対して、東側斜面(写真に向かって左)はいたってなだらかです:

西側山麓でコブのように見えているのは側火山だと思われます。富士山の側火山は、北西-南東方向に整列する傾向があるのですが、冒頭の写真では北西側の側火山だけ見えていて、南東側の側火山は富士山の山体に隠されて見えていないようです。

富士山の側火山については以下を参照してください:

関連記事

メガマウス出現 ― インドネシア・コモド島


7月25日、インドネシアのコモド島(地図)北端部の沖合で、ダイビングを楽しんでいたイギリスからの観光客がメガマウスに遭遇し動画に収めました。動画には、メガマウスが撮影者を横目で観察しながら悠然と泳ぎ去る様子が写っています:

上記『Daily Mail』紙の記事によると、今回の目撃は1976年にメガマウスが発見されて以来、64回目だそうです。

それにしてもコモド島は凄いところです。陸にはコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)、海にはメガマウス。


関連記事

FM電波観測による地震予知 ― JYAN研究会


『産経新聞』から、アマチュア無線技士らによる民間の地震観測ネットワーク「JYAN研究会」を紹介する記事です:

同じFM電波を使った地震予知でも、八ヶ岳南麓天文台の串田氏がおこなっているセンターチューニング法とは方式が異なるようです。

2017年7月28日金曜日

人間を怖がらない野生のイノシシの子どもを保護


7月24日、和歌山県田辺市龍神村(地図)の山中で、人間を怖がらない野生のイノシシの子どもが保護されました。「普通なら人間に寄ってくることはない」、「狩猟を始めて25年になるが、こんなイノシシは見たことがない」:

人に飼われていた可能性があるのではと思いますが、その一方で、地震の前には野生の鳥獣が人に近づいてくることがあるのではと思わせる事例もあります。下の大分県中津市の事例では、翌年4月に熊本地震に連鎖して、大分県中部を震源とする震度5弱や震度5強の地震が発生しています:

今回イノシシが保護された和歌山県とは紀伊水道を挟んで対岸にあたる徳島県では、以下の様な事例が報道されました:

関連記事

2017年7月27日木曜日

双頭のハスが開花 ― 福井県永平寺町


7月22日、福井県永平寺町の慶崇寺(きょうそうじ、地図)で、1本の茎に2つの花がついた双頭蓮が見つかりました。「2~3万株で一つあるかどうか」(南越前町公共施設管理公社):

7月4日には京都市の寺で双頭蓮が見つかっています:

関連記事

イエローストーンの群発地震続く (続報)


7月19日付「イエローストーンの群発地震続く」の続報です。

『New Scientist』誌の記事から。イエローストーン国立公園(地図)の北西部で続いている群発地震の発生回数が、6月12日の開始以来6週間で約1400に達しました:

群発地震が起きているのは、1959年に死者28人を出した大地震が発生した Hebgen湖(地図)の近くですが、群発地震を監視している地質学者は、この群発地震が新たな大地震につながることはない、と考えています。

米国地質調査所(USGS)イエローストーン火山観測所所長の Jacob Lowenstern 氏は「通常、大地震の前に今回のような群発地震が発生することはない。1959年の大地震からあまり時間が経っていないので大地震を起こすほどの歪みがまだ蓄積していない。十分な歪みが溜まるには200年前後のオーダーの時間が必要だ」と述べています。

ソルトレークシティーにあるユタ大学の Jamie Farrell 氏は次のように語っています。「今回の群発地震は、群発地震としては規模が大きいが、イエローストーンで記録された群発地震の中で最大というわけではない。群発地震はイエローストーンではありふれた現象だ」、「イエローストーン・スーパーボルケーノで顕著な活動が起きる可能性は低い」、「今回の群発地震が、地下の浅いところのマグマの動きと関連していることを示す兆候はない。イエローストーンを訪れる人々はイエローストーン火山系の噴火を心配する必要は全くない」

Lowenstern 氏は「この群発地震は低レベルながら依然として活発で、あとひと月は続くだろう」と予測しています。


関連記事

ハワイ上空の巨大放電


7月24日にハワイのマウナケア山から撮影された ”Gigantic Jet” と呼ばれる放電現象です(写真)。発達中の強力な雷雲の頂から上空に向かって起きる放電現象で、先端は80kmほど上空の電離層に達するとのことです:

同様の放電現象にスプライトがありますが、スプライトは肉眼で捉えるのが困難であるのに対して、この ”Gigantic Jet” は肉眼でも見えるようです。ただし非常にまれな現象で、2001年から2002年にかけてプエルトリコと台湾で初めて記録されて以降、わずかに十数回しか目撃されておらず、そのほとんどは外洋での目撃であるとのことです。


関連記事