2026年1月30日金曜日

「第2の地球」を発見


アメリカの科学誌『Science』の 1月28日付の記事です。 
 
太陽系外惑星を発見するために 2009年に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡は 2018年に運用が停止されましたが、その観測データの中からこれまで専門家が見逃していた地球サイズの惑星をボランティアの市民科学者が発見しました:
 
HD 137010 bと呼ばれるこの惑星は、ほぼ地球とほぼ同じ大きさだ。公転周期は355日で、地球とほぼ同じ軌道を描いている。また、その主星は明るく、地球からわずか 146光年しか離れていないため、将来の望遠鏡で詳細に観測できるほど近い。
 
HD 137010 bの恒星は K型矮星で、比較的明るいものの、太陽よりも約1000℃低い。そのため、地球とほぼ同じ距離を周回しているにもかかわらず、この惑星は火星よりも恒星から受け取るエネルギーが少ない。つまり、この惑星は恒星のハビタブルゾーン(恒星の周囲にある領域で、惑星が表面に液体の水が存在するのに十分な太陽光を得られる領域)の氷の端に位置することになる。しかし、この惑星がもっと温かい可能性もある。研究チームは、この惑星が恒星のより近くを公転し、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内にしっかりと収まっている確率を約40%と計算している。
 
天文学者たちはこれまでに 6000個以上の太陽系外惑星を発見している。しかし、圧倒的多数は大きく、高温、あるいはその両方である。なぜなら、そのような惑星は検出しやすいからだ。数十個ある既知のハビタブルゾーン(地球サイズとほぼ同等)の太陽系外惑星のほとんどは、M型矮星の周りを狭い軌道で周回している。これらの暗く、しかし激しい恒星は高エネルギーの放射線を噴き出し、これまでのところ、惑星の大気を吹き飛ばしているように見える。

2026年1月29日木曜日

富士山で深部低周波地震

 
1月28日、富士山で深部低周波地震が 8回(速報値)観測されました:
 
気象庁「富士山の火山観測データ」より

 
富士山の深部低周波地震は、気象庁は次のように説明しています —「(P波、S波の)相が不明瞭で、周期の長い地震波を伴う、深さ10km~20km あたりで発生する地震。地下深部のマグマと関連していると考えられている。」  
 
 

宗谷地方南部の 地震


北海道の宗谷地方南部では 1月12日未明から地震が多発しています。震源の深さはいずれも「ごく浅い」です。28日12時までに有感地震が37回あり、内訳は震度3が 4回、震度2が 10回、震度1が 23回となっています。これまでの最大は 1月13日に発生した M5.2、最大震度3 です。発震機構が発表されているものは、すべてが逆断層型です。
 
以下は稚内地方気象台が発表している資料です ——「今回の活動域の周辺では過去に規模の大きな地震が発生した記録はありません」、「1月13日の地震(M5.2)が最も規模の大きな地震となります」、「今回の震源周辺には、政府の地震調査研究推進本部が評価している活断層はありません」:

2026年1月28日水曜日

プチスポット火山とプレート境界地震


海洋研究開発機構(JAMSTEC)の記事です。プチスポット火山とプレート境界地震の関係について解説しています。
 
「(東北地方太平洋沖地震では)多くの地震学者が『こんなところで巨大地震が起こるはずがない』と考えていたところで、水平方向に50メートル、鉛直方向には7〜10メートルもズレた」、「北海道ライズが沈み込む日本海溝の北側でしか巨大地震が起きないのは…」、「プチスポットは、地震の始まりと終わりの両方に関わっている可能性があるんですね」:

小惑星 2026 BE6 が地球と月に接近・通過

 
1月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 BE6〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 BE6 (2026年1月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 23:04
 (月)1月18日 09:34
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.94 LD
(月)1.20 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
10.4 km/s ≅ 3万7000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2044年7月21日ごろ
公転周期442 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月27日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-361)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  1月26日14時00分付けで「続報 No.430」(PDF形式)を出しています ——
 
 直前変動の可能性がある変動(火山近傍地震前兆)を
1/24.6 CH26 に観測
上の認識が正しい場合は
3月7日±2日 対応地震発生の可能性有 
 
現況/考察
  • 前回の更新情報で「直前変動がある場合は、1月25日ごろに PBF特異または顕著特異変動等が出現する可能性がある」と指摘したが、1月24日の昼過ぎ(1月24.6日)を中心に CH26 観測装置(八ヶ岳)のみに変動が出現した。

  • 変動の形態は火山噴火型だが、1日だけの出現のため火山近傍地殻地震前兆変動。ステージ-30 の各変動形態は全て異なる変動タイプで出現しているため、今回の変動は「直前変動」と認識して良いと判断。焼岳の火山活動とは直接関係ない認識。

  • 「極大 2025年6月27日、直前変動 2026年1月24.6日」に経験則 [極大~地震発生]:[直前変動~地震発生]=6:1(Tmap:Tpa=6:1)を適用すると、地震発生時期として 3月6.9日±3日が算出される。

  • 「極大 2025年6月27日、終息 2026年1月2.5日」に経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1(Tmap:Tpp=3.9:1)を適用すると、地震発生時期として 3月8.8日±3日が算出される。

  • 「31年間の観測で初めて体験する 17年を超える長期継続特殊前兆変動のため、推定に誤りがある可能性は否定困難です」
 
 
推定日
3月7日 ±2日 (最大誤差 3月7日 ±4日)
3月7日±4日に初現または極大が出現して、次のステージに移行しない場合に限る。
3月7日 または 3月8日 の可能性が考えやすい。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.430」所載の図3参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3つの小惑星が地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
"2026 BZ5" は発見数が少ないアテン群に属する非常に低速な小惑星で、将来地球に衝突する確率は 0.000079%(130万分の1)とされています。
 
2026 AK14 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月12日 04:47
 (月)1月12日 05:07
接近日時 誤差
(地球)± 8 分
(月)± 8 分
接近距離 (地球)0.35 LD
(月)0.71 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
16.5 km/s ≅ 5万9000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近2125年10月7日ごろ
公転周期1460 日 ≅ 4.00 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BM5 (2026年1月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)1月17日 14:37
 (地球)1月17日 20:08
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.18 LD
(地球)0.41 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
12.2 km/s ≅ 4万4000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1362 日 ≅ 3.73 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BZ5 (2026年1月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月20日 12:08
 (月)1月21日 18:05
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.42 LD
(月)1.04 LD
推定直径
1 ~ 2 m
対地球相対速度
3.3 km/s ≅ 1万2000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2027年1月15日
公転周期351 日 ≅ 0.96 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月25日日曜日

焼岳の噴火警戒レベル引き上げ


1月25日05時50分、焼岳(地図)の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げられました。焼岳は、長野県と岐阜県にまたがる標高 2455m の活火山で、近くには有名な観光地・上高地があり、気象庁が 24時間体制で常時観測・監視している常時観測火山です。
 
焼岳では、1日あたり 0回〜数回の地震数で推移していましたが、1月16日から 24日までは 地震の発生が止まっていました。 25日は急に地震が増加し、17時現在の速報値で 64回の地震が観測されています(グラフ日別地震回数表)。
 
「焼岳では、山頂直下が震源とみられる火山性地震が増加しています。山体浅部の膨張を示す傾斜変動がみられています」:

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2026年1月24日土曜日

なぞの揺れ — 宮崎県宮崎市


1月22日22時43分ごろ、宮崎県宮崎市の一部で震度2相当の揺れがありました。気象庁は地震速報(有感地震対象)を出しませんでしたが、専門家は「地震でまちがいない」としています。気象庁が今日発表した「2026年01月22日の震源リスト」には、日向灘、M2.1、深さ 7km として記載されています(震央地図)。この地震の震央付近では複数の地震が発生しています(右図は気象庁「震央分布」より)。

地震速報が出なかった理由について、専門家は次のように説明しています —— 「今回起こった地震の場所がシーガイアの沖合、このあたりでして、ちょうどどの観測点でも震度1以上の地震を観測しなかった。そういう場所で地震が起こってしまったので、震源から近い、北部の方々というのはおそらく揺れを感じたと思うんですけど、それよりも離れると、観測点があるような場所では感じなかった。」

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2026年1月23日金曜日

3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3つの小惑星が地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 AP11 (2026年1月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月14日 04:26
 (月)1月14日 16:42
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± 11 分
接近距離 (地球)0.78 LD
(月)1.12 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
7.8 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近
公転周期1021 日 ≅ 2.80 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BJ2 (2026年1月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)1月18日 19:02
 (地球)1月19日 01:17
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.40 LD
(地球)0.85 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
13.5 km/s ≅ 4万9000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1627 日 ≅ 4.45 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 BV3 (2026年1月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月21日 18:16
 (月)1月21日 21:50
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)1.00 LD
(月)1.88 LD
推定直径
5 ~ 11 m
対地球相対速度
12.7 km/s ≅ 4万6000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近
公転周期1007 日 ≅ 2.76 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
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2026年1月19日月曜日

マントル中で生物の関与なしに有機物が合成されている


京都大学、広島大学などの研究チームの発表です。石油の無機起源説にも寄与するのでしょうか。
 
「1870年代に、元素周期表で有名なドミトリ・メンデレーエフは、地球のマントル内部で生物が関与することなく有機物が合成される可能性を指摘」、「これまでに有機物を含む包有物の報告例は、大陸下のマントルに由来する岩石など、ごく限られた地域にとどまっていました」、「本成果は、生物が関与しない有機物合成が、海洋下のマントルでも起こり得ることを示すもの」、「石油などのエネルギー資源の形成過程や地球規模の炭素循環、さらには生命の起源といった地球科学における根源的な未解明問題の解明にも寄与する可能性があります」: 

2026年1月18日日曜日

島根県東部の地震: 今後 M7 級の恐れも


島根県東部を震源として 1月6日に発生した M6.4、深さ 11km、最大震度 5強の地震についての、広島大学の研究チームによる現地調査結果です。
 
「『布部(ふべ)断層』の一部が活動して起こったとみられる」、「布部断層は島根県安来市に位置し、長さ約10キロと推定される右横ずれ型の活断層」、「割れ残りの部分があることや、断層が想定よりも長い可能性があり、より大きなマグニチュード(M)7級の地震が起こる恐れもある」:

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小惑星 2026 BB が地球と月に接近・通過

 
1月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 BB〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 BB (2026年1月17日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 21:12
 (月)1月18日 09:38
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.57 LD
(月)0.96 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
7.9 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2029年10月14日
公転周期301 日 ≅ 0.82 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2026年1月17日土曜日

南海トラフ地震発生前には山陰地方で地震が活発化する


NEWSポストセブン』の記事です。
 
「日本各地で震度3以上の地震が、今年に入りすでに19回も観測されている(1月12日現在)。昨年の同期間ではわずか2回だったこともあり、地震活動の活発化に、専門家たちは南海トラフ地震との関連性を危惧している」、「南海トラフで巨大地震が発生する前には、山口県北部から京都府の北部に至る広義の山陰地方の内陸で地震活動が活性化し、M6以上の地震が複数発生している。先日の島根・鳥取の地震はこれに該当する可能性があります」(鳥取大学・香川敬生教授)、「過去の実績から考えても、山陰地方の地震は南海トラフ地震に関連した地震の1つであり、南海トラフ地震の発生が近づいていると言えます」(島根大学・向吉秀樹准教授): 

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小惑星 2026 AN4 が地球と月に接近・通過

 
1月16日、小惑星〝2026 AN4〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 AN4 (2026年1月16日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月16日 13:50
 (月)1月16日 22:04
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)1.00 LD
(月)1.94 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
5.8 km/s ≅ 2万1000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2048年12月26日ごろ
公転周期514 日 ≅ 1.41 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2026 AE4 が地球と月に接近中

 
1月17日、小惑星〝2026 AE4〟が地球と月の近くを通過します。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.081%(1200分の1)と計算されています。
 
2026 AE4 (2026年1月15日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月17日 10:52
 (月)1月17日 21:55
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.53 LD
(月)0.77 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
8.2 km/s ≅ 3万 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2028年4月12日ごろ
公転周期792 日 ≅ 2.17 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2026年1月15日木曜日

雲で地震を予知できるのか?


米国のヒスパニック系コミュニティを対象としたニュース・サイト "Heraldo USA" の英語版の記事です:
 
以下は記事からの抜粋です(Googleの翻訳サービスを使い、一部修正)—— 

古来より、様々な文化において自然現象が災害やその予兆と結び付けられてきました。その一例が「サバ雲(mackerel sky)」です。ふわふわとした丸みを帯びたこの雲(高積雲)は、綿の塊(cotton balls)や羊のように見え、地震と関連付けられることがあります。

「サバ雲」は「玉石雲(cobblestone sky)」とも呼ばれ、緻密で凹凸のある外観が特徴的な雲です。しかし、この雲が地震と関連しているという通説には、それを裏付ける科学的根拠がありません。

なぜ雲や「サバ雲」は地震を予兆する(と言われる)のでしょうか?

「サバ雲」は、高度 6,500フィートから 19,500フィートの間に発生する高高度雲です。この雲は、氷晶が密集して小さな大気の「ポケット」を形成することで発生します。温帯および亜熱帯地域でよく見られ、白、灰色、さらには青など、様々な色で現れます。

この雲の出現は、このような雲が見られると地震が起こる可能性があるという通説と結びついています。しかし、これは地震の前や最中に、偶然にサバ雲が出現したという観察に基づくものです。

しかしながら、地震との関連性に関するこの説を裏付ける科学的証拠はありません。雲の形成は、暖気団と寒気団の収束、大気の不安定性、上昇気流の存在などを伴う特定の大気プロセスです。

サバ空と地震の潜在的な関連性については科学的研究が行われていますが、決定的な証拠は見つかっていません。メキシコ国立自治大学(UNAM)地球物理学研究所が学術誌「Geofísica Internacional」に発表した研究では、メキシコにおける 10年間の地震と雲のデータが分析されましたが、この2つの現象の間に相関関係は見られませんでした。

——

以下は同じ記事を Googleの生成AI "Gemini 3" に翻訳してもらった結果です。記事の原文は全く無視されているようで、もはや翻訳とは言えません。どうしてこういう結果になるのでしょうか ??? —— 

地震雲とは何か?

地震雲の信奉者たちは、地震が発生する数日前や数時間前に、空に「筋状」「波状」、あるいは「放射状」の奇妙な形の雲が現れると主張しています。

この説の背景にある理論(主に非主流派の科学者や愛好家が提唱するもの)は、地震の前に地殻にかかる強いストレスが電磁気的な変化を引き起こし、それが大気に影響を与えて雲を形成するというものです。

科学界の見解

アメリカ地質調査所(USGS)をはじめとする世界の主要な科学機関は、地震と雲の間には直接的な関連性はないと一貫して述べています。

科学者たちがこの説に懐疑的な主な理由は以下の通りです:
  1. 気象現象との混同: 地震雲とされるものの多くは、高層にある巻雲(けんうん)や、飛行機雲、あるいは地形の影響で発生するレンズ雲など、一般的な気象現象として説明がつきます。

  2. 一貫性の欠如: 「地震雲」とされる雲が現れても地震が起きないケースが圧倒的に多く、逆に大地震の前にそのような雲が観測されないことも多々あります。

  3. 電磁気メカニズムの未立証: 岩石の圧縮によって電磁気が発生する可能性は研究されていますが、それが高度数千メートルの雲の形成に影響を与えるほど強力であるという証拠は見つかっていません。
 
心理的な要因:「確証バイアス」

なぜ、これほどまでに地震雲の説が根強く信じられているのでしょうか? 心理学者は「確証バイアス」が関係していると指摘しています。

地震という衝撃的な出来事が起きた後、人々は過去数日間の出来事を振り返り、何か異常なことはなかったかを探そうとします。その際、普段なら気に留めない「少し変わった形の雲」を思い出し、それを地震と結びつけて記憶に定着させてしまうのです。
 
結論

現時点では、雲を見て地震を予知することは科学的に不可能であるというのが結論です。

地震は依然として予測困難な自然災害です。特定の雲の形を心配するよりも、緊急時の持ち出し袋の準備や、家具の固定、避難経路の確認など、実効性のある備えを常に行っておくことが、命を守る最善の方法と言えるでしょう。 
 
——


小惑星 2026 AZ2 が地球と月に接近中

 
1月15日、小惑星〝2026 AZ2〟が地球と月の近くを通過します。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.00000096%(1億分の1)と計算されています。
 
2026 AZ2 (2026年1月14日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月15日 14:51
 (月)1月15日 19:32
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.91 LD
(月)1.63 LD
推定直径
10 ~ 22 m
対地球相対速度
18.0 km/s ≅ 6万5000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2039年1月10日ごろ
公転周期519 日 ≅ 1.42 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月14日水曜日

グリーンランドの地質と資源


アラスカをロシアから買収し、ハワイ王国を併合した歴史を持つアメリカが、今度はグリーンランドに触手を伸ばしています。その目的については、ロシアや中国に対抗する上での戦略的価値が強調されていますが、その裏にはグリーンランドに存在する豊富な資源への野心があることは間違いないでしょう。
 
以下は "The Conversation" に掲載された、グリーンランドの地質と資源についての地質学者による解説記事です。"The Conversation" は、研究者や専門家が執筆し、プロのジャーナリストが編集する、学術的な内容を一般向けに解説する非営利のニュース・メディアです:

記事からの抜粋です(Google翻訳の結果を若干手直し) ——

グリーンランドの天然資源の豊富さは、過去40億年にわたる極めて多様な地質学的歴史と結びついています。地球上で最も古い岩石の一部や、トラックほどの大きさの天然鉄(隕石由来ではない)の塊もここにあります。ダイヤモンドを含むキンバーライト「パイプ」は1970年代に発見されましたが、採掘における物流上の課題が主な原因で、未だ開発されていません。

地質学的に言えば、石油やガスから希土類元素や宝石に至るまで、天然資源が生成される3つの主要なプロセスすべてを一つの地域で経験することは非常に珍しく(そして私のような地質学者にとっては刺激的なことです)、非常に稀なことです。これらのプロセスは、造山運動、リフティング(地殻の弛緩と伸張)、そして火山活動に関連しています。

グリーンランドは、幾度にもわたる長期間の造山運動によって形成されました。これらの圧縮力によって地殻が破壊され、金、ルビーなどの宝石、そしてグラファイトが断層や亀裂に堆積しました。グラファイトはリチウム電池の製造に不可欠ですが、デンマーク・グリーンランド地質調査所によると、中国や韓国などの主要生産国と比較すると、まだ「十分に調査されていない」とのことです。

しかし、グリーンランドの天然資源の大部分は、リフティング期に由来しており、最も最近では、約2億年前のジュラ紀初期に大西洋が形成された時期が含まれます。
 
グリーンランドの陸上堆積盆地、例えばジェイムソン・ランド盆地は、ノルウェーの炭化水素資源に富む大陸棚に匹敵する、石油とガスの埋蔵量において最大の潜在性を持つと考えられています。しかし、法外なコストが商業的な探査の制約となっています。また、グリーンランド沖合全域を取り囲む広大な石油システムの存在を示唆する研究も増えています。

鉛、銅、鉄、亜鉛などの金属も陸上(ほとんどが氷のない)堆積盆地に存在し、1780年以来、小規模に採掘されてきました。 
 
ニオブ、タンタル、イッテルビウムなどの希土類元素は、火成岩層から発見されています。これは、イングランド南西部で銀と亜鉛の埋蔵量が発見(そしてその後の採掘)されたのと似ています。これらの埋蔵量は、大規模な火山貫入岩の先端を循環する温かい熱水によって堆積したものです。

希土類元素の中でも特に重要なのは、グリーンランドの氷底には、将来の世界需要の4分の1以上、つまり合計約4,000万トンを満たすのに十分な量のジスプロシウムとネオジムが埋蔵されていると予測されていることです。
 
グリーンランド南部のクヴァネフィールドのような既知の鉱床の開発は、島の中心部の岩石核で未発見の鉱床は言うまでもなく、その相対的な世界的希少性ゆえに、世界の希土類元素市場に容易に影響を及ぼす可能性があります。 

現在、グリーンランド政府は、1970年代に制定された包括的な法的枠組みを通じて、すべての鉱業および資源採掘活動を厳しく規制しています。しかし、米国がグリーンランドの将来に強い関心を抱いているため、こうした規制を緩和し、探査と開発のための新たなライセンスを付与するよう求める圧力が高まる可能性があります。

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大地震前の電離層異常、研究進む

 
 『Forbes JAPAN』の記事です。京都大学の梅野健教授のチームによる研究の進展を紹介しています。タイトルはちょっと変ですが。
 
「(2024年1月1日に発生した能登半島地震)発生の約2時間40分前という段階で、能登半島沖上空の電離層に異常(電離層の降下や周波数の変動)が生じていた」、「この現象は、2011年3⽉11⽇の東北沖地震の1時間前にも現われており、大地震との関連性があることはわかっている」、「2025年5月2日に研究グループは、この能登半島地震直前の電離層異常に関する詳細なメカニズムを解明し、学術論文として発表。最新の研究では、この電離層の解析を、従来の平面的な『2次元』から、医療現場の CTスキャンのように立体的に捉える『3次元』へと進化させている」: 
 
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小惑星 2026 AW1 が地球と月に接近・通過

 
1月11日、小惑星〝2026 AW1〟が地球と月の近くを通過しました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.0014%(7万1000分の1)と計算されています。
 
2026 AW1 (2026年1月13日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月11日 07:48
 (月)1月11日 12:31
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 2 分
接近距離 (地球)0.71 LD
(月)1.64 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
7.0 km/s ≅ 2万5000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近2038年10月5日ごろ
公転周期564 日 ≅ 1.54 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月13日火曜日

イエローストーン・カルデラの北縁で隆起異常


イエローストーン・カルデラの北縁、ノリス間欠泉盆地のすぐ南の領域が隆起しています。この現象(NUA: Norris Uplift Anomaly、ノリス隆起異常)は 2025年7月から始まっていましたが、毎年の季節変動とほぼ同時期に始まったため確認が遅れていました。
 
 
 
以下は、米国地質調査所(USGS)傘下のイエローストーン火山観測所(YVO)による "Yellowstone Caldera Chronicles" の記事 "It’s baaaaaack… The Norris Uplift Anomaly" からの抜粋です —— 

1996年から2004年にかけて、ノリス間欠泉盆地のすぐ南に位置するカルデラ北縁に沿った領域が、合計約 12センチメートル隆起しました。この変形はノリス隆起異常(NUA)として知られるようになり、地表から 14キロメートル下のマグマの集積によるものと考えられました。
 
2004年以降、数年間にわたり、ノリス間欠泉盆地付近の地盤は 7センチメートル沈下し、その後の 10年間は​​ほぼ変動のない状態が続きました。その後、2013年から 2020年にかけて、ノリス間欠泉盆地に近い地盤では隆起と沈下が交互に起こり始めました。この時は、浅い部分への水の流入と流出が原因でした。マグマには水とガスが溶解しており、マグマの上昇に伴い放出されることから、この水はノリス間欠泉盆地に関連するマグマから来た可能性があります。2020年以降は、2020年から 2022年にかけてノリス間欠泉盆地周辺で約 1センチメートルの隆起とその後の沈下が起こったことを除き、大きな変化は発生していません。
 
2025年7月、イエローストーン・カルデラの北西側にある連続 GPS観測点がノリス間欠泉盆地から離れ始めました。しかし、この地表変位パターンの変化は、毎年の季節変動とほぼ同時に発生したため、当初は結果が曖昧でした。
 
追加のデータは、別の GPS観測点から得られました。これらの観測点は毎年春または初夏に設置され、秋に撤去されます。観測点は現場でのみデータを記録するため、観測点が回収されデータをダウンロードするまで、観測点の測定内容を確認することができません。これらの観測点のうち 2点は NUA の中心付近にあり、データ処理後、隆起が 7月に始まったことが明らかになりました。7月から 9月に観測点が撤去されるまでの間に、地面は約 2センチメートル隆起していました。
 
一方、近くに設置されていた連続 GPS 観測点は、NUA から離れる向きの水平方向の動きを示し続けました。年末までに、水平方向の変位は 1センチメートルに達しました。
 
隆起の最終的な確認は、干渉合成開口レーダー(InSAR)によって行われました。2024年10月から 2025年10月までの InSAR データは、カルデラの北縁に沿って約 2センチメートルの隆起を示しました。隆起のパターンは、1996年から 2004年のものと非常によく似ていました。
 
ノリス隆起異常(NUA)が復活したことは明らかでした! 
 
地震活動もわずかに増加しました。2025年の地震活動は全体的に低調で、通常は年間 1500~2500件の地震発生率に対し、わずか 1113件にとどまりました。2025年9月から 12月にかけては地震活動が増加し、特に 11月には NUA 付近で 100件を超える地震(最大でM2.7)が群発しました。これらの地震は、隆起に伴う微妙な応力変化への反応である可能性があります。 

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2026年1月12日月曜日

小惑星 2026 AU が地球と月に接近・通過

 
1月9日、小惑星〝2026 AU〟が地球と月の近くを通過しました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.00012%(83万分の1)と計算されています。
 
2026 AU (2026年1月11日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)1月9日 05:31
 (月)1月9日 09:19
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.67 LD
(月)0.78 LD
推定直径
7 ~ 15 m
対地球相対速度
11.2 km/s ≅ 4万 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2028年8月16日ごろ
公転周期536 日 ≅ 1.47 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年1月11日日曜日

週刊誌の地震予測記事


日刊ゲンダイ』の記事です。1995年の阪神淡路大震災当時、『週刊現代』誌の編集長だった方の述懐です。
 
「たかが週刊誌の地震予測に怯えるなんてばからしい、と思う向きは多いだろう」、「当時は現代も年に数回は地震にまつわる記事を載せていた。大義名分としては、『いつ起こるかわからない地震に対して、読者に警鐘を鳴らす』というものだった」、「『関西方面に大地震の可能性』という予測記事を掲載していた」、「その時も地震予知の専門家の意見をもとに作った小さな記事だったが、編集部が事の真偽を確かめたわけではないから、私が話すことなど何もなかった。取材はすべてお断りした」:

2026年1月10日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-360)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  1月9日12時00分付けで「続報 No.429」(PDF形式)を出しています ——
 
 PBF特異 1週間再出現無し Stage-30 終息認識
Stage-30 が最終ステージである場合
対応地震: 3月8日±3 発生の可能性 
 
現況/考察
  • 1月2.5日に静穏化した PBF特異変動と櫛歯変動は、本日 1月9日まで再出現なし。1週間静穏基線が継続。静穏基線が 5日以上継続したことはこれまでない。完全終息と認識。Stage-30 が終息した。

  • 「極大 2025年6月27日、終息 2026年1月2.5日」に経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1(Tmap:Tpp=3.9:1)を適用すると 3月8日±3日が算出される。

  • 「初現 2025年2月10日、極大 2025年6月27日」に経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13(Tfap:Tmap=20:13)を適用すると 3月8日±3日が算出される。

  • 次のステージに移行しない(3月8日前後に次のステージの変動が出現しない)場合は、2008年7月4日以来 17年6ヶ月継続した No.1778 長期継続前兆変動の対応地震が 3月8日±3日に発生する可能性がある。

  • 直前変動がある場合は、1月25日ごろに PBF特異または顕著特異変動等が出現する可能性がある。これらが観測されれば、地震発生日をさらに絞り込める可能性がある。

  • No.3614 変動(No.1778 の別形態前兆と認識される変動)は、変動数が減少、継続中。

 [注]「特異変動」と「櫛歯変動」については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。 
 
 
推定日
 2026年3月8日±3日
直前変動が観測された場合は若干修正の可能性あり
3月8日±3日に次のステージの変動が出現しない場合に限る
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.429」所載の図2参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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