2022年1月12日水曜日

太陽が予報を上まわる活発化

 
太陽には約11年の活動周期があり、活動の盛衰は黒点数やフレアの頻度、太陽風の強さなどに表れます。2020年ごろに太陽活動は極小となり、現在は2025年ごろと予想される第25活動周期の極大に向かって活発化が進行中です。
 
第25活動周期は、一つ前の第24活動周期と同程度の穏やかな活動になると予報されていました。しかし、活動が活発になるほど増える黒点の数が予報を15ヶ月連続で上まわり、2021年12月の月間値は予測の2倍以上で、過去5年以上の期間で最高の値となっています(グラフ)。

太陽の活動度は人間の肉体や精神状態、経済活動に影響する(太陽活動が活発な時期には人間は積極的で大胆になり、経済活動も活発になる云々)という説があり、戦争や飢饉、疫病の蔓延との関連を指摘する向きもあります:

太陽活動のグラフはNOAA(アメリカ海洋大気庁)のサイトで見ることができます。グラフ下のスライド・バーを操作すると1750年までさかのぼって活動度を表示できます:
 
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