2018年8月21日火曜日
マントルに沈み込んだ海底堆積物が数十億年かけて再び地上に
海洋研究開発機構(JAMSTEC)のプレスリリースです。南太平洋のピトケアン島(地図)とラロトンガ島(地図)の火山岩を分析した結果、かつての海底堆積物がマントル深部まで沈み込んで堆積したのち、マントルプルームによって地表近くまで運ばれて海洋島を形成する玄武岩になったことがわかったとのことです。20~30億年をかけた大循環です:
ピトケアン島はイギリスの海外領土です。同国の戦艦バウンティ号で反乱(1789年)を起こした水夫たちがたどり着き、今もその子孫たちが暮らしています。反乱はマーロン・ブランド主演で映画化されています:
ラロトンガ島では映画『戦場のメリークリスマス』が撮影されたそうです。