5月初めから本格化したハワイ島キラウエア山の火山活動ですが、8月3日前後から衰えを見せています。以下は、米国地質調査所(USGS)のツイッター・アカウント USGS Volcanoes からの抜粋・テキトー訳です:
8月3日 8号亀裂では時折、砕屑丘の南縁を越えて溶岩が飛散している。キラウエア山頂の火口壁崩落は昨日(8月2日)午前11時55分以来、起きていない。
8月4日 8号亀裂から流れ出した溶岩は、亀裂から 2.8マイル付近まで表面が明るく見える。固まった表面の下を流れる溶岩はカポホ・クレーターに達している。海にも流れ込んでいる。
8月5日 キラウエア山頂の地震活動と地殻変動、および8号亀裂からの溶岩流出は、8月2日午前11時55分に発生した火口壁崩落以来、減少している。この減少が継続するか否か、判断するのは早すぎる。危険な状態は変わっていない。
8月6日 早朝にヘリコプターから撮影した8号亀裂の砕屑丘内部の映像では、溶岩の量が顕著に減少している。
8月7日 8号亀裂の活動は低調。砕屑丘の内側に小さいが活発な溶岩の池。火山ガスの放出は弱い。溶岩流はポホイキ桟橋に迫っているが前進していない。キラウエア山頂の地震活動と地殻変動は非常に低調。最後の火口壁崩落は8月4日。
そして最新のツイートでは:
LERZ(Lower East Rift Zone)地区では、多くの亀裂から蒸気が立ち昇っているものの非常に静穏。再活発化の兆候はない。8号亀裂内部には小さな溶岩の池が存在。
今朝の観測では、8号亀裂の砕屑丘内側の深いところに表面が固まった溶岩の池が認められた。噴火前の地表の水準付近にあると考えられる。
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