茨城県北部で、2011 年3月19日に発生したM6.1の地震と2016年12月28日に発生したM6.3の地震は ――
- 衛星からの観測データで地表のズレの位置が完全に一致。
- 現地調査でも同じ場所でズレが2度生じたことを確認。
- 推定された地下数kmまでのズレ分布も概ね一致。
「内陸ではひずみの蓄積がきわめて遅いため、活断層による大地震の発生間隔は千年~万年のオーダー」になるとされてきました。しかし、「わずか5年9ヵ月の間隔で同一の活断層により地震が引き起こされたという、従来の常識を覆す事例」が見つかったことで、「地震発生確率の算定や長期予測の考え方を根本から変える可能性」があるとのこと:
- 活断層で短期に2回の地震発生
- 東北大、東北地方太平洋沖地震の余効変動が原動力となり6年弱の間に同じ活断層が繰り返し動いたことを発見 (詳しい記事; 説明図等は末尾のリンク先PDFファイルにあり)
関連記事
- 地震の発生確率 予測は無意味 (18年3月3日)