2018年6月13日水曜日

マイヨット島で群発地震続く


マイヨット島(Mayotte、マヨット島、マホレ島、マオレ島、地図)は、アフリカ大陸とマダガスカル島の間にあるフランス領の火山島です。コモロ諸島がフランスから独立する際に、同諸島の一部であるマイヨット島は住民投票でフランス残留を決めたという経緯がありますが、独立したコモロ国(コモロ・イスラム連邦共和国、現コモロ連合)はそれを認めていません。フランスとコモロ連合の対立は深まっていて、今年5月4日にフランスがコモロ国民に対するビザの発給を停止すると、6月6日にはコモロ連合がフランス国民に対するビザの発給を停止するという事態になっています。

話がそれてしまいましたが、このマイヨット島の東方沖で5月10日から群発地震が続いています。M4から5程度の地震が多く、建物の被害や負傷者が出ています。5月15日には、コモロ諸島で観測された地震としては最大規模の M5.8 が発生しています(それまでの最大は 1993年に発生した M5.2)。

原因についてはよくわかっていないようです。マイヨット島自身が火山島であることなどから火山性の公算が大きいようですが、テクトニックな原因も排除できずにいます:


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