『中日新聞』の記事です。愛知県新城市作手地区(地図)で、昨年からハチク(淡竹)の開花とその後の枯死が相次いでいるとのこと。「この辺りの竹はほとんどがハチク。昨年から花が咲き始め、今年は一気に広がった」(地元民):
- 新城でハチク開花 「120年に一度」の現象 (写真2葉あり)
上掲記事から抜粋すると――
- 作手地区に隣接する設楽町(地図)など奥三河山間部では、二〇一六年から一七年にかけてササの一種、スズタケが一斉開花した。(中略)過去の記録などから、スズタケもハチクも開花周期は約百二十年だという。
- ハチクの場合、前回の開花は十九世紀末から二十世紀初めにかけて二十年ほど続いた。「現在は『前咲き』の段階でしょう。全国的には、これからピークの『本咲き』を迎えるのでは」
- 〇六年、静岡県富士宮市内で最初に開花を確認し、現在は関東から四国、九州にまで広がった。愛知県内では一五年と一六年に知多半島の三カ所で見つけた。
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