2018年6月1日金曜日

ナミビアで大地震のうわさと地震


アフリカ大陸南西部の国(地図)・ナミビアでは、TVの放送設備や中継施設、さらには放送番組にも中国が進出しています。CNN やアルジャジーラの中国版的な存在である China Global Television NetworkCGTN)は、英語、スペイン語、フランス語などの主要言語で24時間ニュースを流し続けています。

5月の初め、CGTNの番組や Facebook で、「2019年にナミビアで大地震が起こる」というある科学者の予測が伝えられたことから、ナミビア国内に大地震のうわさと不安が広まりました。

当然、同国の鉱山・エネルギー省や地質調査所などがうわさの打ち消しに動いていたのですが(記事動画)、そのさなか、5月24日午前9時過ぎ(日本時間同日午後4時過ぎ)、同国北西部で M5.0 の地震(USGS資料)が発生してしまいました。震源地は Kaoko 造山帯と呼ばれる地帯で、地震の発生頻度はそれほど高くはないものの同国では地震活動が活発な場所とされています:

同国で観測された過去最大の地震は2009年に発生した M5.6 だそうです

その後、うわさがどうなったのか、上の記事は伝えていません。


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