2017年5月27日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-159)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月27日16:00付けで更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期実際の前兆終息を観測後に計算予定
(現時点で可能性があるのは6月5日~13日など)
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度火山に近い領域の可能性あり、前兆影響局誤認の場合は福島付近となるが上記が考えやすい
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状
  • CH21(八ヶ岳) 5月26日から27日にかけて一時的に正常基線を描いたが、特異状態前兆が継続中。

  • CH29(八ヶ岳) 5月25日朝からPBF前兆が出現。継続時間は約50時間で M7.0± に相当。中心は5月26.2日。(PBF前兆とは、周期的な基線のうねりが連続する変動。出現継続時間の合計が地震規模を表す。)

  • K10(高知観測点) 5月26日、27日に特異が断続的に出現。

▼ 考察
  • 第24ステージが示していた時期(5月26日±)に前兆が静穏化せず、新たな極大(CH29 PBF)が出現。第25ステージと認識、極大は5月26日。

  • 第25ステージの極大5月26日に対する前兆初現が不明。現段階で対応地震発生日を計算することは困難。CH21とK10の静穏化が観測された時点で対応地震の発生日を計算する予定。

  • 主な継続前兆がCH21だけであることから最終段階である可能性は否定できない。

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

関連記事