八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月27日16:00付けで更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.214 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 実際の前兆終息を観測後に計算予定 (現時点で可能性があるのは6月5日~13日など) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) ある程度火山に近い領域の可能性あり、前兆影響局誤認の場合は福島付近となるが上記が考えやすい |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ30km以浅の陸域地震 |
▼ 現状
- CH21(八ヶ岳) 5月26日から27日にかけて一時的に正常基線を描いたが、特異状態前兆が継続中。
- CH29(八ヶ岳) 5月25日朝からPBF前兆が出現。継続時間は約50時間で M7.0± に相当。中心は5月26.2日。(PBF前兆とは、周期的な基線のうねりが連続する変動。出現継続時間の合計が地震規模を表す。)
- K10(高知観測点) 5月26日、27日に特異が断続的に出現。
▼ 考察
- 第24ステージが示していた時期(5月26日±)に前兆が静穏化せず、新たな極大(CH29 PBF)が出現。第25ステージと認識、極大は5月26日。
- 第25ステージの極大5月26日に対する前兆初現が不明。現段階で対応地震発生日を計算することは困難。CH21とK10の静穏化が観測された時点で対応地震の発生日を計算する予定。
- 主な継続前兆がCH21だけであることから最終段階である可能性は否定できない。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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