八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月23日15:00付けで更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.213 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 5月30日±1日(5月24~26日に前兆終息の場合; 5月27日夜段階で前兆継続の場合は再考・修正) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) ある程度火山に近い領域の可能性あり、前兆影響局誤認の場合は福島付近となるが、上記が考えやすい |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ30km以浅の陸域地震 |
▼ 現状 ― CH21の前兆のみが継続
- CH17(八ヶ岳) 5月20日に短時間だが糸状特異が断続的に出現。5月21.3日以降再出現なし。
- CH21(八ヶ岳) 特異前兆が継続中 (更新情報冒頭のグラフ参照)
▼ 考察
- 5月23日午後時点でCH21の前兆は継続中 → 5月27日以前の対応地震発生の可能性は否定される。
- 10日間以上継続している前兆がCH21のみという状況は、No.1778前兆が始まって以降の8年間で初めて。
- [前回の更新情報における計算間違い] K10(高知観測点)の主極大5月11.6日、副極大5月16.6日に対して経験則 [主極大~地震発生]:[主極大~副極大]=3.7:1(誤差を含めると3:1~4:1) を使って地震発生日を計算する際、5月11.6日を用いるべきところで1つ前の極大5月5.6日を使ってしまった。5月11.6日を使って計算し直すと、5月30日、誤差を見込むと5月26日~31日が算出される。
- CH17の前兆が5月21.3日以降は再出現していないことは、地震発生の可能性が5月26日よりも後であることを示している。
- 唯一の残存前兆であるCH21の静穏化時期によって対応地震の発生時期は以下のようになる:
- 5月24.8日静穏化 → 5月29.4日地震発生
- 5月25.5日静穏化 → 5月30.3日地震発生
- 5月26.3日静穏化 → 5月31.3日地震発生
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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