2017年5月14日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-155)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月13日16:00付けで更新情報を出しています:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期可能性-1: 5月19日±2日
可能性-2: 5月23日±2日
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
ある程度火山に近い領域の可能性あり
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の深さ30km以浅の陸域地震
 

▼ 現状 (5月13日夕刻現在) ― CH21以外の前兆はすべて静穏化
  • CH17(八ヶ岳) 断続的に糸状特異が出現していたが、5月11日昼以降は正常基線を記録し続けている

  • CH21(八ヶ岳) 特異が継続中

▼ 考察
  • 8年10ヵ月の前兆継続期間中、最盛期には30以上の観測装置に前兆が出現したが、現在はCH21のみ。この状況が丸2日間続いているが、これは前兆開始以来はじめてのこと

  • 前ステージ(第23ステージ)から算出された5月5日± に極大が出現(5月5.6日)

  • 5月11日にK10(高知観測点)に出現した特異状態前兆から、5月11.6日が次の極大と確認(更新情報の本文には「5/15.6」と書かれていますが誤記と考えられます)

  • 前兆出現状況の全体から5月19日± と5月23日± の2つの可能性が算出される

  • CH21の特異前兆が終息すれば全前兆が終息。今後新たな極大が出現しない場合、CH21の前兆終息は:

    • 地震発生 5月19日± の場合 → 前兆終息は5月17.3日±
    • 地震発生 5月23日± の場合 → 前兆終息は5月20.3日±

  • 5月22日段階で前兆が継続している場合は再考

串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:

関連記事