八ヶ岳南麓天文台の串田氏が5月11日17:30付けで更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.209 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 5月15日に前兆終息が確認された場合、5月16日の可能性あり (5月15日夜までの観測で修正の可能性あり) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) ある程度火山に近い領域の可能性あり |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ30km以浅の陸域地震 |
▼ 現状 (5月11日16時現在)
- CH17(八ヶ岳) 断続的に糸状特異が出現。
- CH20(八ヶ岳) (今回は記載なし)
- CH21(八ヶ岳) 5月11日8時から糸状特異出現。
- CH29(八ヶ岳) 5月11日午前、短時間特異出現。直前特異の可能性。
- CH32(八ヶ岳) 5月1日昼前から櫛歯前兆が出現。5月5日午後、櫛歯前兆が消滅(→5月5.6日極大と関連か)。[櫛歯前兆とは、基線から数十秒ごとに突出する変動により櫛の歯状となる変動。浅い地殻地震や火山活動、群発地震の前兆として出現]
- K10(高知観測点) 5月11日9時40分ごろから特異状態前兆が出現。極大の可能性。5月5日昼ごろにも出現(→5月5.6日極大)。
▼ 考察
- 現在は第24ステージ。前ステージ(第23ステージ)から算出された5月5日± に極大が出現(5月5.6日)。
- CH21(11日8時から糸状特異出現)と K10(11日9時40分ごろから特異状態前兆が出現)は5月11日の極大を示唆。CH29(11日午前、短時間特異出現)は直前特異の可能性。
- 前兆の出現状況から5月16日± が示唆される。この場合、5月11日午後に極大、5月15日午前中に前兆終息の可能性。5月15日夕刻までの観測で再検討。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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