2017年1月16日月曜日

壮大な雲の列 ― オーストラリア


オーストラリア南西部の都市・パースから南部のアデレードへ向かう航空機がグレート・オーストラリア湾(地図)上空を通過中に、乗客が撮影した雲の写真です。撮影日時は定かではありませんが1月8日ごろと思われます:

〝Mail Online〟の記事には気象学者による説明が書かれていますが、その一方で陰謀論者は飛行機から撒かれた「ケムトレイル」だと主張していると紹介しています。日本で同じような雲が現れたら「地震雲」だと主張するお馬鹿さんが出てくることは必定でしょう。

毎日新聞(2007年6月19日)より
日本では2007年6月18日にオホーツク海上空で、海上保安庁の哨戒機が同じような雲の列を目撃・撮影しています。海上保安庁によると、「雲は海面近くから300メートルほどの『高さ』まであって、長さはおよそ100キロ以上もあった」(北海道放送)。同機の機長は「まるで海面にかまぼこを何本も並べたかのようだった」(毎日新聞)、「35年、パイロットをしているが、こんな雲を見たのははじめてだ」(北海道放送)と語っています。

当時、「これは電磁波によって発生する地震雲である」と断定し、「推定M9.5以上の歴史上最大級の震源」とおっしゃる御仁がいらっしゃいました(笑):

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