7月29日付「近畿圏中心領域大型地震 (続報-49)」の続報です。
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が7月31日午後6時に更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.093 (PDF形式)
上記更新情報の時点では、発震時期(誤差を含めて8月3日まで)、場所、規模などの予測に変更はありません。
今回の更新情報の概略は以下のとおりです:
- 前回の更新の時点では「2つの直接波近似変動と2つの弱い特異状態のみ」が残っていたが、7月30日夕刻にその内の2つの直接波近似変動と1つの弱い特異状態が終息。もう一つの弱い特異状態のみが残った。
- しかし、終息した3つの前兆が数時間後に復活。7月31日夕刻現在も継続中。
- 前兆が消えずに地震発生に至る可能性が否定できない。発生時期は誤差を考慮しても8月3日まで。
- 8月3日の段階で発生がない場合は、前兆の変動変化認識が誤っていたことになるので、解析をやり直す。
- 8月1日前後に新たな前兆が出現しだしたり、極大が観測された場合には、第8ステージへの移行となる。
以下は今回の更新情報からの引用です:
- 「昨年までは、段階的な変化で、前兆が継続し続けたため、ある時期が推定されても、その時期前に前兆出現モニター数が増え、極大が観測されるなどして、推定された時期が発生時期では無いことを報告して参りました。別に発生時期を先延ばししてきた訳ではありません。その時期が地震発生時期では無い認識となり、その後の前兆変化を追ってきた次第です。」
- 「初めて体験する特殊ケースですので、確実なことは言い切れません」
- 「20年間で初めて体験する特殊ケースでありますため、難しいことを重ねて申し上げます」
陸域の浅い所で、M7~M8クラスの大地震が近々起きるのであれば、宏観異常の報告が相次いでもよいと思うのですが、これまでのところ、これといった異常の報告はないようです。
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