2021年7月6日火曜日

海から炎が立ちのぼる — カスピ海

 
泥火山の「噴火」:
 
現地時間 7月4日21時54分(日本時間 5日02時54分)、カスピ海の泥火山 Makarov Bank が噴火し、巨大な炎を吹き上げました。この泥火山は、アゼルバイジャンの首都バクー(地図)から南に 75km の海域にあります(地図)。 最後に噴火したのは 1958年(報道によっては 1945年)で、高さ 500〜600m、幅 150m の火柱が立ちのぼりました。
 
噴火があったのは Umid ガス田から約 10km の地点。国営石油企業 SOCAR の採掘施設に影響はなく、通常どおりの操業を続けているとのことです:
 
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2021年7月4日日曜日

東京湾にシャチ

 
神奈川県横須賀市(地図)沖の東京湾でシャチが目撃されています。
 
「30年以上船長やってるけど、シャチは初めて見た」、「この時期、北海道周辺では目撃されることがあるといいますが、なぜ東京湾に現れたのでしょうか?」、「シャチには天敵がいないので、何かに追われて東京湾に入り込んだということもない。やはり餌と考えるのが一番近いのかな」(水族館スタッフ):
 
東京湾では、5月から神奈川県横須賀市沖で、外洋や沿岸の深海域に分布するとされるカマイルカとみられるイルカの目撃が相次いだのに続いて、6月中旬には千葉県館山市の港にメガマウスが現れています:
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-235)

 
八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月3日15:00付けで更新情報を出しています。2008年7月から13年間継続している No. 1778 前兆群についての最新情報です:
 
今回の予測どおりであれば、 オリンピックの期間中に大地震が起きることになります(7月23日開会式、8月8日閉会式)。
 
以下は今回の更新情報のまとめです:
  • 前兆変動の各ピークと最近までに観測された前兆変動の終息の関係を経験則([極大〜発生]:[終息〜発生]= 3.9:1 など)によって計算すると、7月23日±3日、7月28日±3日など、7月下旬の時期が複数算出される(更新情報上部に示した時系列グラフの右上枠内参照)。遅い時期が重要と考える。

  • 5月下旬から高知観測点の K6 観測装置と K9 観測装置にBF変動(基線のうねり変動、典型的な地震前兆波形)が出現し始めた(更新情報右下のグラフ参照)。

    当初は No.1778 関連ではなく別地震の前兆である可能性も考えたが、影響局(FM放送局)から推定される発生領域が No.1778 の領域を含むことから、No.1778 前兆詳関連であると判断。

  • 上記 BF 変動の極大は 6月15日。同じような変動値の BF 変動がくり返し出現したが、6月25.9日に変動値の大きな BF が観測された後は一気に減衰傾向となった。

    この前兆形態は「主・副 極大型」と認識。このタイプの前兆に対する経験則の平均は[主極大〜発生]:[主極大〜副極大]= 3.7:1 だが、主極大が鋭い場合には 3:1 に近く、副極大が鋭い形の場合は 4:1 に近くなる。今回は副極大が鋭い形であるので、4:1 に近い比が想定される。[主極大〜副極大]= 10.2日、比を 3.9:1 〜 4.2:1 の範囲で計算すると 7月25日± 〜 7月28日± の期間が発生時期として算出される。

  • その他の前兆変動でも 6月15日にピークが出現しているものが複数ある(CH21、CH07など、更新情報上部に示した時系列グラフの右端に示された観測装置名に下線があるもの)。

  • 以上から、仮に 7月27日± 発生の場合には、現在継続中の前兆変動は 7月17日まで継続し終息する可能性が示唆される。7月17日± に前兆変動が終息した場合は、7月27日± に対応地震発生の可能性が高くなる。

    7月17日±  に前兆変動が終息しない場合は再考する。次報は 7月20日以降となる見込み。
 
推定時期7月17日± に前兆変動が終息した場合、
7月27日±1日に発生の可能性(最大誤差 7月27日±2日)
今後の観測で修正あり
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後5時±3時間
推定震央領域 長野県北部、群馬県、栃木県西部、
新潟県南部など
「続報 No.300」所載の地図参照
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
地震発生に伴い近傍火山活動に変化の可能性
 
 
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最大級の太陽フレア発生

 
日本時間 7月3日23時35分ごろ、X-クラスの太陽フレアが発生し、大西洋とその周辺で短波ラジオなどに障害が発生しました:

今回のフレアの原因は、太陽の北西の縁付近に突如発生した黒点です。この黒点は前日までは存在していませんでした。
 
前回、X-クラスの太陽フレアが発生したのは 2017年9月。その前は 2015年5月。X線強度は 2017年は X9.3 であったのに対して今回は X1.59。専門家は、2019年12月に始まった新しい太陽活動周期で最初のX-クラスのフレアなので X1.59 にとどまったが、今後数ヶ月の間に、より強いフレアが発生する可能性が高い、と指摘しています。
 
長いスランプから抜け出して、太陽が徐々に元気を取り戻しているようです。



2021年7月3日土曜日

海が燃える — メキシコ湾

 
「メキシコ湾の海域、カンペチェサウンド(地図)で登録された火災で、Ku-Charly プラットフォームから数メートル(Ku Maloob Zaap 統合生産資産内)3隻のボートが炎を消すためにサポートしました」(Google翻訳)
 

小惑星 2021 NA が地球と月に接近

 
7月3日、小惑星〝2021 NA〟が地球と月に接近します。
 
2021 NA (2021年7月2日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)7月3日 13:57
 (月)7月3日 23:31
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.17 LD
(月)0.63 LD
推定直径
5 ~ 12 m
対地球相対速度
11.4 km/s ≅ 4万1000 km/h
発見から地球接近まで3 日
次の地球接近−
公転周期1340 日 ≅ 3.67 年
分類
アポロ群
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
 このブログでは、原則として地球から 2LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2021年7月2日金曜日

タール山が噴火 — フィリピン

 
7月1日午後、ルソン島南部にあるタール山(地図)がマグマ水蒸気噴火を起こしました。噴火は少なくとも 4回あった模様です。フィリピン火山学地震学研究所(PHIVOLCS)は、同山の噴火警戒レベルを 2 から 3 にひきあげました(同国の噴火警戒レベルは 0〜5)。

タール山は今年2月中旬から火山活動が活発化し、3月9日に噴火警戒レベルが 2 に引き上げられていました。

タール山周辺では数千人の住民が避難しているとのことです:
 

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-127)

 
 米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)の 6月の噴出は 0回でした。
 
前回の噴出(5月31日)からすでに31日が経過しています。2018年3月に 1289日(約3年半)ぶりに噴出を再開して以降、これほど長いあいだ噴出がないのは初めてです。
 
回 日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月2日 13
2 1月12日 10
3
2月3日 22
4
2月21日 18
5
3月3日 10
6
3月18日 15
7
3月27日 9
8
4月4日 8
9
4月16日 12
10
4月23日 7
11
5月5日 12
12
5月31日 26


2020年の噴出回数は 48回で、これまで最多であった 2019年の 48回と同じでした。2018年の噴出記録はこちらを、2019年の噴出記録はこちらを、2020年の噴出記録はこちらを参照してください。
 
 
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2021年7月1日木曜日

サメに襲われた人骨 — 世界最古の記録

 
すでに新聞などでも報じられていますが、1919年に岡山県の津雲貝塚(地図)から発掘された左手と右足のない約 3000年前の人骨が、サメに襲われた世界最古の人骨であることがわかりました。発掘から約 100年間、千人を超える研究者が目にしてきた人骨であるにもかかわらず、誰も気づかなかった新発見は、イギリスのオックスフォード大学から京都大学に来ていた大学院生のお手柄だそうです。

「傷があることは知られていたが、誰も深く探究しなかった。サメのかんだ痕と言われ『しまった。そうだったのか』と思った」:

この報道を見て思い出したのが、『出雲国風土記』に記録された語臣猪麻呂(かたりのおみゐまろ)の逸話(毘売埼伝承)です。現代語訳を『風土記 上』(中村啓信監修、角川ソフィア文庫、2015)から引用します(空白行の挿入は当ブログの筆者):
さて、北の海に毘売埼(地図)がある。 飛鳥浄御原宮で天下をお治めになった天皇(天武天皇)の御世の甲戌年(674)七月十三日、語臣猪麻呂の娘がこの埼をさまよっていて、たまたまワニ(サメ)に襲われ、殺されて帰らなかった。
 
その時、父の猪麻呂は、殺された娘を浜のほとりに埋葬し、激しく悲しみ怒って、天を仰いで叫び、地に躍り上がり、歩いてはうめき、座り込んでは嘆き悲しみ、昼も夜も苦しみ、娘を埋葬した場所から立ち去ることはがなかった。
 
[中略]
 
神に祈り訴えて、「天つ神千五百万、国つ神千五百万、さらにこの国に鎮座しておられる三百九十九の神社、また海神たち。大神の安らかな魂は静まり、荒々しい魂はすべて、猪麻呂が願うところにお依りください。本当に神霊がいらっしゃるのならば、わたしにワニ(サメ)を殺させてください。それによって神霊が本当の神であることを知るでしょう」と言った。
 
しばらくして、ワニ(サメ)が百匹ばかり、静かに一匹のワニ(サメ)を囲んで、ゆっくりと連れて寄ってきて、猪麻呂のいるあたりで進みもせず退きもせず、ただ連れてきたワニ(サメ)を囲んでいるだけであった。その時、猪麻呂は、鉾をあげて中央のワニ(サメ)を刺し、とうとう完全に殺し捕らえてしまった。その後、百匹ばかりのワニ(サメ)は、思い思いに去っていった。ワニ(サメ)を斬り裂くと、娘の片脚が出てきた。そこでワニ(サメ)を切り裂いて串に刺し、路のほとりに立てた。
 
今回、京都大学で「発見」された人骨が片脚を失っている点は、猪麻呂の娘と共通しています。また猪麻呂の逸話の舞台となった島根県安来市にある毘売塚古墳(地図)からは、欠損のある人骨が見つかっています。猪麻呂の娘の墓と考えたいところですが、年代は 5世紀のものとされていて、猪麻呂の時代より 200年ほど前のものということになります。
 

タケが開花 — 和歌山県白浜町

 
和歌山県白浜町大古(地図)の日置川沿いで、マダケとみられるタケが花を付けているのが見つかりました。

「開花した後に竹やぶは枯死するともいわれているが、ここでは、すでにタケノコが生えている」、「1960年代ごろにマダケが全国的に開花・枯死したため、竹材が不足してプラスチック製品に置き換わる転機となったともいわれている」:
 
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