2020年12月21日月曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-121)

米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、現地時間12月20日12時14分(日本時間21日04時14分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年48回目の噴出です。記録が残っている範囲で最多だった昨年の噴出回数と並びました。年内にもう 1回噴出があるでしょうか:

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月9日 14
2 1月23日 14
3 2月1日 9
4 2月12日 11
5 2月21日 9
6 2月28日 7
7 3月6日 7
8 3月15日 9
9 3月24日 9
10 4月2日 9
11 4月10日 8
12 4月27日 17
13 5月8日 11
14 5月14日 6
15 5月19日 5
16 5月23日 4
17 5月31日 8
18 6月3日 3
19 6月8日 5
20 6月12日 4
21 6月18日 6
22 6月23日 5
23 6月29日 6
24 7月3日 4
25 7月9日 6
26 7月13日 4
27 7月19日 6
28 7月24日 5
29 7月30日 6
30 8月3日 4
31 8月9日 6
32 8月14日 5
33 8月20日 6
34 8月26日 6
35 9月1日 6
36 9月9日 8
37 9月16日 7
38 9月26日 10
39 10月5日 9
40
10月14日 9
41
10月19日 5
42
10月27日 8
43
11月3日 7
44
11月11日 8
45
11月20日 9
46
11月29日 9
47
12月11日 12
48
12月20日 9


以下は、最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です。最初の噴出は勢いがよく14分間ほど続き、その後は規模の小さい噴出が断続的に繰り返したようです。17時51分ごろにも振幅が少し大きくなっていますが、噴出によるものか定かではありません:

昨年(2019年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は48回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした(昨年の噴出記録はこちらを参照してください)。


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