2021年5月4日火曜日

小惑星 2021 JV が地球と月に接近

 
5月5日、小惑星〝2021 JV〟が地球と月に接近します。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2021 JV9~20 (地球)5月5日 06:29
 (月)5月5日 15:05
0.36
0.89
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
この小惑星はアポロ群に分類されています。
 
直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは5月3日です。
 
接近時の地球との相対速度は秒速 10.2km(時速約 3万7000km)と予報されています。
 
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。 
 
 
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噴火の様相が一変 — アイスランド

 
4月24日付「噴火続く — アイスランド」の続報です。
 
現地時間 5月2日午前0時(日本時間 2日午前9時)ごろを境に噴火活動が変化しました。これまでは複数の亀裂火口から溶岩が噴出していましたが、1つの火口を残して他は活動を休止しました。活動を続けている火口では間欠的・脈動的な溶岩の激しい噴出が続き、溶岩噴泉は高さ 100〜150m(報道によっては東京タワーの高さに迫る 300m)に達しているとのことです:
 
 
 
以下はアイスランド気象庁の5月3日付発表のテキトー訳です:
Fagradalsfjall の噴火は、1つの主要な火口を通して続いています。この活動中の火口は、4月13日にこの地域で開いた 5番目の亀裂開口部です。4月27日以降、火山活動は継続的な溶岩の噴出を特徴としていましたが、5月2日午前0時ごろに活動が変化し、それ以降はパルス的な挙動を示しています。これらのパルスは、8~12分の活動期間と、その間の 1~2分の休止期間からなっています。活動的なパルスは、強い噴出活動から始まり、噴泉は地上100~150m、中にはそれ以上の高さに達するものもあります。これらのパルスは、噴火現場周辺の広い範囲に配置された地震観測点で観測される地震動に非常に明瞭に現れています。

(中略)

このような火山活動の変化の原因は明らかではありませんが、マグマの流れ、マグマやガスの化学組成の変化、あるいは地下の火道の変化の可能性も否定できません。

このような活動の変化を考慮して、噴火地点の危険区域の範囲を再検討しています。


2021年5月3日月曜日

3カ月で強い揺れ3回「異常な感じで地震が起きている」

 
『KHB 東日本放送』の記事です。東北地方で 3ヶ月間に3回 —— 2月13日福島県沖 M7.3(最大震度6強)、3月20日宮城県沖 M6.9(最大震度5強)、5月1日宮城県沖 M6.8(最大震度5強)—— 強い地震が起きたことについて専門家にインタビューしています。

「全世界で M7以上の地震はおおざっぱに考えると大体(年間で)10回くらい起きているんですね。そのうち 10分の1、ですから年間 1つくらい日本で起きてるんですけど、それが今回、短い 3カ月の間に 3つ、M7届かないものもありますけども、ちょっと(頻度が)異常な感じで地震が起きていると言えると思います。これは多すぎだと思います」(東北大学災害科学国際研究所・遠田普次教授):

イルカ 2頭が住みつく — 島根県松江市、鳥取県境港市

 
島根県松江市と鳥取県境港市の間にある境水道(地図)に、昨年末から 2頭のイルカが住みついているとのことです。体長 2m ほどで、ハンドウイルカとみられています。

「島根県内で夏だけやってくる湾や港はあるが、冬からすみ着くのは珍しく『餌が豊富にあり、危険を感じることが少ない環境だと、とどまるのかもしれない』」(しまね海洋館アクアス):
 

巨大地震「ポツンと安全地帯」

 
政府の地震調査委員会が発表した「全国地震動予測地図」 にもとづいて、東京・神奈川・千葉・埼玉に点在する「ポツンと安全地帯」19ヶ所をリストアップした記事です。
 
「今までの地震動予測地図は、その場所が埋立地なのか、山地なのか、三角州なのかなどで分類し、類推して値を出すことしかできませんでした。しかし今回は、実際に調査した値を反映しているので、現実に近い地盤の状態を地図に表わすことができています」:

2021年5月2日日曜日

ドローン熔ける — アイスランド

 
アイスランド南西部レイキャネス半島で起きている噴火を撮影中のドローンが、噴出する溶岩に近づきすぎました。
 
「みんな、噴火中の火口の中でドローンが熔けるところを見たかったんだろ。やっちまったんだよ、今朝!」:
 

地震前の電磁気異常を実験で実証

 
『信濃毎日新聞』の記事です。全文を読むには会員登録(無料/有料)が必要です。 
 
「大地震の発生前、ラジオに雑音が入るといった『電磁気異常』が起きることがあるのはなぜか、榎本祐嗣・信州大名誉教授=地球科学=らの研究グループが29日までにメカニズムを室内実験で実証した」: 
 
以下の書籍にもさまざまな実験をした話が載っています。絶版状態ですが、電子版があるようです。
 
「ネズミやカラスが騒ぎ、メダカは整列する。空は不気味に光り、電気製品が誤動作をきたす。地震の前のこれら不思議な現象はなぜ起きるのか。岩石破壊に伴い、発生する地震電磁波が原因とし、その発生メカニズム『断層の電磁気モデル』を提唱する。(中略)斬新かつ大胆な仮説と実験により、新たな地震予測への道を切り拓く」:
 

大地震とスロースリップの相互作用

 
京都大学防災研究所などの国際研究グループの研究成果です。
 
「メキシコ合衆国のゲレロ州の太平洋沿岸部のゲレロ地震空白域周辺のGNSS及び地震観測網を強化し、2017-2018年にかけてメキシコ中南部で発生した3つの大地震およびその周辺で発生したスロースリップの同時観測に成功しました。観測された地殻変動データの解析の結果、M8クラスのスラブ内巨大地震がプレート境界の力学的特性を大きく変化させて、付近で定期的に発生しているスロースリップの発生サイクルを大きく変化させ、さらにスラブ内及びプレート境界で発生したM7クラスの2つの大地震を誘発するなど、大地震とスロースリップの相互作用として一連の活動が説明できることを示しました」:

研究対象となった3つの大地震は以下のとおりです(震央領域地図):
  • 2017年9月8日 テワンテペック地震(海洋プレート内部の地震、M8.2)
  • 2017年9月19日 プエブラ地震(海洋プレート内部の地震、M7.1)
  • 2018年2月16日 ピノテパ地震(プレート境界地震、M7.2)
 

2021年5月1日土曜日

インド北東部で M6.7 (続報)

 
4月28日付「インド北東部で M6.7」の続報です。

インド当局は地震の規模を M6.4 に修正した模様です。米国地質調査所は M6.0 を維持しています。

以下は現地の報道です。「アッサム州首相、早期地震警報システムについて日本との提携を当局に指示」:
 
記事の主要部分のテキトー訳です:
アッサム州のサルバナンダ・ソノワル首相は、アッサム州災害管理局(ASDMA)に対し、地震の早期警報システム(緊急地震速報システム)を「開発」するために日本との提携の機会を探ることと、人々に耐震性の高い建物を建てる意識を持たせることを求めた。

このアイデアは、ソノワル首相の公邸で行われたASDMAの関係者との会合で浮上した。この会議は、水曜日に発生した大地震の状況と被害状況を把握するために行われた。

ソノワル首相は、地震被害の軽減に成功した日本の例を挙げ、揺れによる被害を最小限に抑えるためにすべての関係者が継続的に努力すること、その場しのぎの対応をしないこと、グワハティ都市開発局(MDA)や公共事業部門(PWD)などの機関が建築条例や国家建築基準法を厳守することを呼びかけた。
 
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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-125)

 
米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)の 4月の噴出は、4日、16日(地震波形)、23日(地震波形)の計 3回でした。
 
回 日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月2日 13
2 1月12日 10
3
2月3日 22
4
2月21日 18
5
3月3日 10
6
3月18日 15
7
3月27日 9
8
4月4日 8
9
4月16日 12
10
4月23日 7


2020年の噴出回数は 48回で、これまで最多であった 2019年の 48回と同じでした。2018年の噴出記録はこちらを、2019年の噴出記録はこちらを、2020年の噴出記録はこちらを参照してください。
 
 
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