5月4日付「噴火の様相が一変 — アイスランド」の続報です。
以下のツイートに載っている画像(拡大)は、噴火地点の周辺に配置されている地震計の記録です。アイスランド気象庁のアイスランド語版発表に掲載されているものです(英語版には載っていません)。
発表文には明記されていませんが、波形の1行が 1つの地震観測点に対応しており、横軸は 5月1日の22時台から翌2日の10時台までを示していると思われます。2日の00時ごろに噴火が短時間休止し、その後、01時台から噴火と休止を繰り返す脈動的な活動が始まっています。
Incredible tremor plot figure from @Vedurstofan showing how regular this pulsing activity is. Fascinating! 🌋
— Tom Winder (@twinderseis) May 2, 2021
From https://t.co/E0wglV14p4 (in Icelandic) I *think* the data is RMS amplitude in the 2-4 Hz frequency band, one row per statiom - but not certain. X axis is time/hours. pic.twitter.com/Ex9kCiwpJc
余談になりますが、アイスランドには、第2次世界大戦に際して中立を宣言していたにもかかわらずイギリス軍、続いてアメリカ軍に占領されたという歴史があります。北大西洋における戦略上の要衝であり、ドイツ軍が進駐する懸念があるという理由があったようです。詳しくは以下で:
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