2021年2月7日日曜日
真冬にクマ目撃 — 新潟県魚沼市
2月2日午後、新潟県魚沼市明神(地図)の国道脇にクマがいるのが目撃されました。その後、現場から約 200m 離れた民家前でも目撃されています。
「2月に県内でクマが目撃された件数は暖冬だった 2020年に 3件あったが、例年はゼロまたは 1件程度にとどまっている」(新潟県)、「冬眠に入れなかったクマの可能性がある」(長岡技術科学大准教授):
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スペイン南部で群発地震、アルハンブラ宮殿も被害
スペイン南部アンダルシア州グラナダ県(地図)では、1月23日ごろから地震が頻発しています。 これまでに 1000回を超える地震が発生し、その中には M4 クラスが少なくとも 5回、M3 クラスが少なくとも 22回含まれています。浅い震源の地震が多いようです。
大きな被害は出ていない模様ですが、大地震が起きるかも知れないという不安から、畑や車中で寝起きする住民も出ています。有名なアルハンブラ宮殿や大聖堂では、過去の大地震で生じた亀裂が拡大するなどしているとのことです:
- Granada province hit by nearly 50 earthquakes, the largest 4.3 on Richter scale (写真2葉あり)
- Granada Hit By More Earthquake Tremors (震央地図あり)
- Granada’s Iconic Alhambra and Cathedral Damaged by Earthquakes (写真あり)
スペインのあるイベリア半島とアフリカ大陸の間の地中海には、ユーラシア・プレートとアフリカ・プレートの境界が東西に走っており、アゾレス・ジブラルタル断層帯となっています。これはトランスフォーム断層で、年速 4〜5mm でずれています。
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東北地方太平洋沖地震「滑り残り海域」を集中観測へ
東北地方太平洋沖地震の震源域北側に歪みが溜まっている可能性があるということで、東北大学と海洋研究開発機構が地殻変動の集中観測を今年 4月から始めるとのことです。観測には、海面を自律航行する無人観測装置「ウェーブグライダー」が使われるのだそうです。
「巨大地震の前触れとなる異常現象の検知を目指す」、「過去の巨大地震では、隣接地域を震源とする地震が後に起きたケースが知られる」:
2021年2月4日木曜日
真冬にクマ目撃 — 栃木県宇都宮市
2月1日夕方、栃木県宇都宮市の横山町下公民館(地図)付近で、体長約 1.2m のクマが市道を歩いているのが目撃されました。1月30日には同市立伏町でもクマが目撃されています。
「同市内では昨年 11月、新里町で 1頭捕獲されたが、ほとんど目撃情報はなく、珍しい」、「例年であれば冬眠している時期だが、ドングリの不作など秋にえさを蓄えられないことで冬眠できない年もある」(県自然環境課):
[備考] 2日03時01分ころ、栃木県北部(北緯 36.6度、東経 139.4度)で M4.0、最大震度 4の地震。震源の深さは約 10km。 横ずれ+逆断層タイプ。日光市 震度 4、宇都宮市 震度 2。
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ボラの大群が押し寄せる — 兵庫県神戸市
兵庫県神戸市灘区の都賀川河口付近(地図)に海から遡上したボラの大群が押し寄せています。2月2日には河口付近の新在家運河を埋め尽くすほどの大群が確認されたとのことです。
「この季節には時折、日本各地で見られる現象です」(市立須磨海浜水族園):
- 密です!ボラの大群 神戸の運河を埋め尽くす (動画、写真あり)
- 密です!海から遡上したボラの大群、運河を埋め尽くす 兵庫・神戸 (同一内容)
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2021年2月3日水曜日
二人のアケチ
中国の正史といえば、邪馬台国や卑弥呼のことが書かれている『三国志』や「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という倭国からの国書を引用した『隋書』が教科書でも採り上げられることが多く有名です。以下に紹介する『明史』はそれほど知名度は高くありませんが、日本について非常に多くの字数を費やして記述しています。主として南北朝時代から戦国時代末期までのことがら、とりわけ倭寇についての記述が豊富です。
その記述の中に、アケチという人物について触れた部分があります。「阿奇支(アケチ)」と「明智」という 2通りの表記が使われています。読み下し文を『倭国伝 中国正史に描かれた日本』(藤堂明保・竹田晃・影山輝國、講談社学術文庫、2010)から引用します:
参謀の阿奇支なる者有り。罪を信長に得たり。[信長は]秀吉に命じて兵を統べ之を討たしむ。俄にして信長、其の下の明智の殺す所となる。秀吉、方に阿奇支を攻滅す。変を聞き、武将[小西]行長等と勝ちに乗じ兵を還して之を誅す。威名益振るう。尋いで信長の三子を廃し、関白を僭称し、尽く其の衆を有つ。時に万暦十四年たり。
明智光秀と毛利氏(毛利輝元?)を混同しているようなのですが、なぜ毛利氏が「阿奇支」となるのでしょうか。私の思いつきですが、毛利氏の本拠地であった安芸(アキ)国の音が影響したのかも知れません。
イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-122)
米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)の 1月の噴出回数は、2日と 12日の計 2回でした。
2日の噴出は通報者からの情報のみで、最寄りの地震計や噴出した熱水が流れ込む河川の流量に変化がなく疑問視していたのですが、米国地質調査所イエローストーン火山観測所の 2月1日付「Volcano Updates」では噴出と認めています。
| 回 | 日付(現地時間) | 間隔(日) |
|---|---|---|
| 1 | 1月2日 | 13 |
| 2 | 1月12日 | 10 |
1月12日以降は噴出がなく、このブログ記事を書いている時点で 21.5日間ほど間があいています。
2020年の噴出回数は 48回で、これまで最多であった 2019年の 48回と同じでした。2018年の噴出記録はこちらを、2019年の噴出記録はこちらを、2020年の噴出記録はこちらを参照してください。
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ガイアナで M5.6
日本時間 2月1日04時05分ごろ、南米・ガイアナ共和国南部で M5.6、震源の深さ 7.2km の地震がありました(震央地図、USGS資料)。安定陸塊であるアマゾニア・クラトンの内部で発生した逆断層タイプの地震です。震源周辺はクラトンの存在があるため、地震が非常に珍しい地域です。
It is not too surprising that the area around today's M5.6 Guyana earthquake does not produce many earthquakes, since it is an old craton (map from Casquet et al., 2012) pic.twitter.com/rJxvRzavpv
— Jascha Polet (@CPPGeophysics) January 31, 2021
ガイアナ、ブラジル、ベネズエラの国境線が交差する付近にはギアナ高地のロライマ山があります(地図)。同山は、コナン・ドイルの小説『失われた世界』のモデルになったと言われています。地質学的に非常に古く、Wikipedia には「各大陸のプレートテクトニクス活動で、ギアナ高地付近は移動の回転軸にあたると考えられている。このため火山噴火や地震などの地質学的な変化の影響をほとんどうけず、ゴンドワナ大陸の頃の、地球では最古の岩盤がそのまま残っていると言われている」との記述があります。
2021年2月2日火曜日
真冬にヘビ出現 — 広島県府中市
1月27日、広島県府中市上下町(地図) で、ヘビが目撃・撮影されました:
- アンガールズ田中、広島の実家に珍客出現 画像公開にファン悲鳴「無理ぃーーー」 (写真あり)
- ungirls_tanaka 実家ニュース (インスタグラム)
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小惑星 2020 SO は人工物体 (続報)
20年11月29日付「小惑星 2020 SO は人工物体」の続報です。
2月3日から4日にかけて〝2020 SO〟が地球と月に再び接近します。
| 小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
|---|---|---|---|
| 2020 SO | 7~15 | (地球)2月03日 06:39 (月)2月04日 10:40 |
0.59 0.35 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
接近時の地球との相対速度は非常に遅く秒速 1.8km(時速約 6400km)と予報されています。
2020 SO は、1966年に月面軟着陸を目指しながら月面に激突してしまった探査機サーベイヤー2号(Surveyor 2)の打ち上げに使われたセントール・ロケットの残骸であることが判明しています:
In 1966 @NASA launched Surveyor 2 to the Moon. Over 50 years later, #PlanetaryDefense experts at @PanSTARRS1 and @NASAJPL detected what could be the upper stage of the rocket that carried Surveyor 2 off our planet: Learn more about this temporary visitor: https://t.co/zVV9P0rXyK pic.twitter.com/oAmEnbFcKd
— NASA Asteroid Watch (@AsteroidWatch) November 12, 2020
2020 SO は昨年 11月に地球を周回する軌道に入ったためミニムーンと呼ばれてきましたが、地球や月に接近するのは今回が最後で、3月には地球周回軌道から離れ、太陽の周囲を公転する軌道に移るとされています。
- Earth is about to lose its second moon, forever (軌道アニメーションあり、拡大)
半世紀以上にわたって宇宙をさまよった 2020 SO について、上掲記事の最後は次のように締めくくられています:
Godspeed, minimoon 2020 SO. We built you. We abandoned you. And now, you abandon us. (ミニムーン 2020 SO に幸いあれ。私たちはあなたを作りました。私たちはあなたを遺棄しました。そして今、あなたが私たちを置いて去って行くのです。)
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