いわゆる「惑星直列」とは違いますが、6月中旬から下旬にかけて、日の出前の東の地平線から南の空に向かって全ての惑星が 並びます。並んだ惑星の位置をたどることによって天球上の黄道のイメージが掴めます。また、6月16日には水星が西方最大離角となるので、コペルニクスですら見たことがなかったという水星を見るチャンスでもあります(光度 +0.5等):
Get ready for a pre-dawn planet party for all of June! Venus, Mars, Jupiter, and Saturn will all make an appearance before sunrise with Mercury and the Moon joining in later in the month.
— Planetary Society (@exploreplanets) June 1, 2022
Here's what's up in the night sky in June: https://t.co/U8XlvuAqpR pic.twitter.com/DBoww9GinA
詳しい説明が国立天文台の資料にあります:
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