6月中旬ごろから、島根県松江市(地図)の宍道湖や大橋川、天神川などで、コノシロが大量に死んでいるのが見つかっています。数量の変動はあるものの、毎年見られる現象とのことで、原因は雨量や気温ではなく、コノシロの産卵後の疲れによるものと考えられています。今年はすでに去年の数を上まわっているとのこと。
「コノシロの大量死は発生しない年もあり、その要因について、県の水産試験場は、遡上する個体数に関連すると推測、暑さや酸素濃度など宍道湖や大橋川の環境変化による影響は少ないとしています」:
- 原因は「産卵後の疲れ?」宍道湖・大橋川沿岸で「コノシロ」の大量死を確認(島根・松江市) (写真あり)
- 原因は「産卵後の疲れ?」宍道湖・大橋川沿岸で「コノシロ」の大量死を確認(島根・松江市) (同一内容、動画あり)
記事中には、過去の大量死のデータとして「宍道湖、大橋川の周辺では2000年に20万匹以上、2014年に約6万匹。去年は約2000匹が確認」とあります。最も多かった2000年の10月6日には、鳥取県西部地震(M7.3、最大震度6強)が起きています。
松江市では、6月中旬にアカエイが川を遡上しているのが見つかっています:
- 川にアカエイ — 島根県松江市 (22年6月17日)