中国が保有する世界最大の電波望遠鏡が、地球外文明から発せられた可能性がある信号を検出したとのことです。
中国科学技術部(「部」は日本の「省」に相当)の機関紙である『科学技術日報(Science and Technology Daily)』に6月14日に掲載された報告によると、北京師範大学の天文学者が「地球外からの技術的痕跡と地球外文明の可能性を示すいくつかの事例(several cases of possible technological traces and extraterrestrial civilizations from outside the Earth)」を発見。同報告はその後削除されています。
中国は、2019年に地球外文明を示す可能性のある電波信号を捜索し始め、2020年になってそのデータをふるいにかけたところ、2つの狭帯域で自然のものではない可能性のある電波信号を発見。さらに、2022年には、既知の太陽系外惑星を対象とした調査で、もう1つ奇妙な狭帯域の電波信号を検出し、事例は合計3つとなった、とのことです: