2022年6月15日水曜日

定置網にリュウグウノツカイ — 島根県隠岐の島町

 
6月12日、島根県隠岐の島町五箇地区(地図)の沖合に設けられた定置網にリュウグウノツカイが入っているのが見つかりました。体長1.7m。発見時には生きており、体を3つに自切したとのことです。
 
「リュウグウノツカイは危険を感じると泳いで逃げやすくするため自切する」(島根大隠岐臨海実験所):
 
 リュウグウノツカイにトカゲの尻尾切りのような自切という習性があることは知りませんでした。Wikipedia の「自切」の項には次のような記述があります —— 深海魚のリュウグウノツカイは体長の中程から自切する事で知られる。天敵に襲われた際に逃げる目的が主であるが、食糧難の際の生命維持に体を減少させるため、との説もある。再生はできない。