2019年1月12日土曜日

巨大 ELF 送受信施設が完成 ― 中国


ニューヨーク市のサイズ(報道によってはその5倍)の巨大な ELF(極超長波、超低周波)送受信施設を中国が13年かけて完成させた、とのことです。建設場所は明らかになっていません。公式の目的は民生用で、地震予知や地中の鉱物探知とされていますが、主目的は潜航中の潜水艦との通信とみられています:

電磁波が地中や水中を伝播するためには非常に低い周波数、したがって非常に長い波長である必要があります。そして、電磁波を効率的に送受信するためには、その波長と同じ長さのアンテナが必要になります。ELF の送受信施設が大きくなる所以です。

以下は、地震に伴って発生する ELF帯電磁波の研究の一例です:

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