文部科学省の地震調査研究推進本部が1月4日に出した資料です:
- 2019年1月3日熊本県熊本地方の地震の評価 (PDF形式)
以下は上記資料からの抜粋です:
- 発震機構は南北方向に張力軸を持つ横ずれ断層型
- 震源断層は北西-南東方向に伸びる左横ずれ断層
- 余震は北西-南東方向に約4kmにわたって伸びるほぼ鉛直な面上に分布
- 地震に伴う明瞭な地殻変動は見られない
- 震源域は別府-島原地溝帯周辺で、九州地方北部と南部を引き伸ばす張力が働き、発生する地震の多くが正断層型や横ずれ断層型となる特徴がある
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